6話 ページ8
時は流れ給食の時間になった。
貴「マイキー起きろー給食の時間だよ
今週、マイキーが当番だろ?皆んなもうエプロン着てるぞ」
マ「んー給食食べる…きな粉揚げパン…」
貴「俺の分もあげるから頑張って起きろー」
マ「んぅ…すぴー…」
貴「ダメだ起きねぇ…しょうがない俺がやるか…」
マイキーに声を掛けても起きる気配がない為
代わりに俺がやる事になった。
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マイキー side
カチャカチャと食器がぶつかる音
給食の良い匂い
クラスメイトの話し声
音や匂いに刺激され俺の意識は覚め始めていた。
「キー…マ…ィ…」「マ…ィキーマイキー」
俺を呼ぶ大好きな奴の声が聞こえる
貴「マイキー給食配り終わったよ食べよ」
目を開けると目の前にエプロンを着たAが居た。
マ「あれ…A、今週も当番なの?」
貴「いやマイキーが寝てたから代わりにやっただけだよ
冷めるから食べよ」
マ「えっ嘘!?ごめん!」
貴「大丈夫気にすんな」
最悪だ…気遣いどころか
Aに迷惑かけちまった…
こんなんじゃ好きになってもらうどころか意識すら
してもらえねー…男同士ってだけでもハードル高いのに!!
貴「マイキーほら、きな粉揚げパン」
マ「あ‥今日はいらない…」
貴「マイキーがきな粉揚げパンを要らないって言うなんて!?
お腹痛いのか?保健室行く?」
マ「大丈夫!そんなんじゃないから!」
こんなんでAに好きになってもらえんのかな
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作者名:きむ | 作成日時:2023年12月7日 23時