19話 ページ21
ピンポーン…
家のインターホンが鳴り
玄関のドアを開けると
マ「おはよA学校行こうぜ」
マイキーが約束通り来ていた。
貴「おはよマイキーうん、行こうか」
家を出発して数分
どことなく気まずい空気が二人の間に流れる
貴、マ「あのさっ…」
被った‥
貴「マイキーから良いよ」
マ「いやAからで良いよ」
貴「じゃあ俺から…昨日のだけど」
「俺で良かったらいいよ」
マ「…何だよそれ…
【俺で】じゃなくて俺は【お前が】良いんだよバカ!!
…クソ‥すっげぇ嬉しい‥」
貴「んなっマイキー!ここ道のど真ん中だぞ
抱きつくな!」
マ「うるさいこんな場所で返事を返したお前が悪い」
道のど真ん中なのもお構いなしにマイキーはAを
抱きしめた。
貴「あはは‥それもそうね
…でも流石に恥ずかしいからそろそろ離して
みんな見てる」
みんながこちらを見ながら
コソコソと話す姿が見え
居たたまれない
マ「見られて良いじゃん
見せつけてやるAは俺のだってな!」
そう言ってマイキーはAを
横抱きにし走り出した。
所謂 お姫様抱っこというやつだ
貴「誰がお姫様抱っこしろって言ったよ
降ろせ!マジやめろ!」
自分より一回りも大きなAを
軽々と抱え走る彼は
【無敵のマイキー】と言われるだけある
結局学校に着くまで降ろしてもらえなかった。
貴「聞くまでもないと思うけど
彼氏か彼女どっちかだとやっぱ俺が‥」
マ「彼女♡」
貴「だよな」
何様俺様マイキー様の彼には一生勝てないと
悟ったAだった。
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夢主くんの身長は174cmくらいを
イメージして書いてます。
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作者名:きむ | 作成日時:2023年12月7日 23時