17話 ページ19
蘭「痛ッてぇないきなり蹴り入れんなよ」
マ「Aが痛がってる泣いてんだろ髪離せよ三つ編み」
貴「マイキー…」
蘭「泣かせたお前が何言ってんだよマイキー」
マ「今泣かせてんのはお前だろ離せ」
蘭「嫌って言ったら?」
マ「◯す」
蘭「おー怖っ」
マ「付き合ってたとしても
あんなやり方酷いだろ」
貴「えっ?付き合ってる?
誰と誰が」
マ「…?Aと蘭が」
貴「付き合わねぇよあんな悪趣味な奴」
マ「でっでもでもお前らキスしてただろ
昨日も!さっきだって!」
貴「あれはコイツが勝手に
付き合ってないし付き合う気もねぇよ」
マ「マジ?」
貴「マジ」
マ「本当に?」
貴「うん1ミリもありえない」
しん‥と
二人の間に沈黙が流れた。
蘭「あ〜あバレちまった
上手くいけば落とせると思ったのに」
「盛大に振られた事だし俺は帰るな
楽しかったぜ」
「今回は引いてやる
ちんたらしてっと
俺が奪いに行くからな
じゃーな」
手をヒラヒラ振ると
蘭は去って行った。
マ「‥俺勘違いしてたんだな‥良かった‥」
貴「マイキー大丈夫?さっきはありがとうな」
マ「いや‥元は俺が‥
A今朝はごめん、嫉妬して八つ当たりして
怒鳴ってAを傷付けた」
「こんな時に言うのズリィけど
俺、Aの事が好きなんだ
ガキの頃からずっと
だからアイツとキスしてる所を見たら
無性に腹が立って‥」
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作者名:きむ | 作成日時:2023年12月7日 23時