12話 ページ14
貴方 side
次の日になってもイライラがおさまらなかった。
そういえばマイキー今朝は家に来なかったな
貴「それにしてもあいつほんと許さねー…あっマイキー!
おはよう今日は朝‥」
登校中マイキーの後ろ姿が見え声を掛けたが
マ「…」
無視をされた。
貴「マイキーどうした?顔色悪いぞ
やっぱり何処か悪いのか?」
体調が優れないのかと
心配でもう一度声を掛けると
マ「る…さい‥」
貴「マイキー?」
大丈夫?と肩に手を置いた瞬間
手を叩き落とされ
マ「うるせーな!俺に構うな!
お前鬱陶しいんだよ!」
怒鳴られた。
貴「俺…何かしたかな‥」
マイキーに怒鳴られたのなんて初めてで
頭が真っ白になり
遠くなるマイキーの背を見ながら
立ち尽くすしかなかった。
この日は学校に行く気にも
家に帰る気にもなれず
サボってしまった。
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マイキー side
「大丈夫?」
と心配して肩に置かれた手を
俺は叩き落とし
マ「うるせーな!俺に構うな!
お前鬱陶しいんだよ!」
と俺は怒鳴り付けた。
その瞬間俺は後悔した。
あんな悲しそうな顔したAを初めて見た。
そうさせたのは俺自身
自分の思い通りいかなかったからって
Aに当たってあんな顔させて本当に最低だ
「なんであんな事言っちまったんだろ」
もう、ダチにすら戻れないかもしれない
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作者名:きむ | 作成日時:2023年12月7日 23時