10話 ページ12
マイキーside
HRが終わると同時に教室を飛び出し
タケミッちの所へと急いだ
マ「このままじゃ終われねー！！」
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全速力で走り抜け武道の学校に辿り着いたマイキーは
ガラリと勢いよく教室の扉を開けた。
マ「タケミッち！次の作戦だ！」
武「マイキーくん！？急にどうしたんすか！？」
マ「次の作戦だよこのままじゃAに好きになってもらうなんて無理だ」
武「一体何が‥何か嫌われる様な事でもしたんですか？」
マ「は？Aが俺の事を嫌いになる訳なくない？」
武「そうですよねすみません」
「…あのそれで作戦と言うのは…？」
マ「それをタケミッちに聞きに来た」
武「また俺なんすね！？…うーんそうっすね
思い切ってデートに誘ってみるとかどうですか？」
マ「思い切りも大切か…よしタケミッち着いてこい」
武「えっ何処に行くんすか？」
マ「Aとデートする店をリサーチしに行くんだよ！」
武「今からっすか！？」
マ「行くぞタケミッち！」
こうしてタケミッちとのお店探しが始まった。
タケミッちと学校を飛び出し
渋谷の街に到着した。
マ「やっぱこの辺は賑やかだなあっあれ美味そー！
何だあれタピオカたい焼き！？」
武「マイキーくんAくんとデートするお店をリサーチしに来たんですよね…？」
マ「そうだった！どのお店に…あの店確か最近オープンしたとかいう…エマが行ってみたいって言ってたっけ
よし、タケミッち！あの店に…ん..Aと誰だあれ？」
お店のテラス席を見ると
Aともう一人誰かが居た。
「あれは灰谷蘭？何であいつとAが一緒に居るんだよ
それに距離近くね」
武「Aくんと灰谷蘭！？どうして‥」
マ「分かんねぇ…あー！！あいつ！Aにあーんして貰ってる！！まさかAの彼氏だったり？許さねぇ‥一発殴って」
武「ちょっと落ち着いてくださいマイキーくん！
まだ彼氏とかって決まった訳では…」
マ「ぁ…何だよあれ…」
何であいつとAがキスしてんだ…？
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作者名：きむ | 作成日時：2023年12月7日 23時
