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' ヌナ、一緒にせいふくとりに '
卒業式から数日後、送られてきたカトク
チソンは遅めに制服屋に行ったから
制服が出来上がるのも遅くなるとか何とか…。
文が完成されてない状態で
送られてきたのに疑問を持ったけど
わかった、って短く返信をして支度をする
制服屋は歩いてもすぐに着く距離だから
簡単な服でいっか、って
適当にパーカーを着て急いで出たのに
「ねぇ、なんで寝てるの」
どうしてまだ寝てるの、パクチソン。
手には携帯が握られたままで、
時間的に朝も早いし
大方、チソンのママが仕事行く前に
制服の話を聞いたけど、頭が半分夢の中だった、とか。
夢うつつの状態で私にカトクして力尽きた、とか。
もう、いつまで朝に弱いんだか。
「や。チソン、起きて」
「……なんで、ヌナ……？」
自分で呼んでおいて忘れてる。
やっぱり寝ぼけながらカトクを送ったんだ
「起きて………はぁ、」
いつも通り無理やり布団を剥がそうと
がっしり布団をホールドしている腕を掴んだら
どこからそんな力が出るのか、
逆に私が掴まれて布団の方へ倒れてしまった
「ちょっと、チソン、」
「…ヌナぁ、」
早く起こさなきゃ、って思うのに
ぎゅっと抱き枕のように抱きしめてくるチソンが可愛くて
つい、なぁに、って聞き返してしまう
……私もいつまでチソンに甘いんだか。
「…ヌナ、はなれていかないでね」
「……え？」
いつも通り、甘えたチソンのはずなのに
その言葉に心臓がドキッと跳ねた。
チソンはまだ、何も知らないはずなのに？
バクバクと速くなる心臓を隠したつもりで、
' なんの事？ '
そう聞き返そうとしたけど
チソンはまた眠りについて寝息を立て始めてしまった。
ただ、夢を見ていただけだろうか
それで寝ぼけただけ……。
……うん、そう思うことにしよう。
だって、そうじゃなきゃ……
数十分後、ようやく起きたチソンに
どんな夢見てたの？って聞いても
わかんない、って首を傾げるだけだった。
その後もいつも通りのチソンだから
私もいつの間にか、その出来事が頭から抜け落ちていた。
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よる(プロフ) - かよこさん» かよこさんコメントありがとうございます！😭本当に毎度毎度お待たせしてしまって申し訳ないですㅠㅠそれでも待って頂けて感謝でいっぱいです。いつもありがとうございます🥹🫶頑張ります〜〜！！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 6066f12de3 (このIDを非表示/違反報告)
かよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！続き待ってました😭いつまででも待てるのでよるさんのペースで無理なく頑張ってくださいね、応援しています！ (2023年4月6日 22時) (レス) id: a23e35c540 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - ゆにさん» ゆにさんコメントありがとうございます！更新さぼりまくりのお話ですが、その言葉がすごく嬉しいです…ㅠㅠゆにさんのおかげで更新するか！と気合いでました。応援届きましたよ💪^^ (2023年1月8日 1時) (レス) id: 6066f12de3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - いつも面白い作品ありがとうございます泣 更新応援しています！ (2023年1月2日 23時) (レス) @page9 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる
| 作成日時：2022年10月25日 21時
