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「あれ、Aさん今日早いね」
学校に着いたのはいつもより断然早い時間で
いつもチソンを起こして遅刻ギリギリに到着することもあるからか、人の少ない静かな教室は新鮮に感じた
「うん、日直なのもあるけど
今日から早登校もいいかなって、」
「そっか」
ユジュンくんはいつも通り話しかけてくれたけど
そんなユジュンくんを見ながら何か忘れてるなって思えば
…私、昨日のユジュンくんからのカトクに返事をしていないままなんじゃ、
血の気が引くのを感じながら
そーっと携帯を確認すればやっぱり通知が残ったままで、
ちらりとユジュンくんの方を向けば
私の方を向いたままで、「気づいた？」って笑った。
「びっくりした、急に返事が来なくなっちゃって」
「本当にごめんね、内容は見たんだけど返信するの忘れちゃってて…」
「俺、ちょっと寂しかったんだけど」
なんて言ってあからさまに落ち込むから
申し訳なくなって、でも、その、なんて言い訳ばっかり繰り返してしまう。
「ふふ、冗談だよ。そんなに慌てないで」
「本当にごめんね…」
「ううん、でも内容は見たんでしょ？」
「…うん」
頷けば、ユジュンくんはたちまち綺麗な笑顔に変わって、
で、どう？なんて首を傾げた。
…どう？
「…今日も俺と、一緒に帰りませんか？」
' また一緒に帰ろう '
ユジュンくんの言葉と共に、
そのメッセージが頭に浮かんだ。
「俺、Aさんのこと、もっと知りたいんだ」
少しだけ照れたように言ったユジュンくんの熱が伝染して
私の頬まで熱くなってきた
「…えっと、その、私もユジュンくんのこと
もっと知りたいしもっと仲良くなりたいから…」
「また寄り道もする？」
「うん。……私でよければ」
やった、今日は行きたい所があって、って嬉しそうにするユジュンくんの話を聞きながら
私も少しずつユジュンくんに対して良い方へと向かっているのかな、と期待する私と
やっぱり、私、1人でも大丈夫だよ。
なんて、誰に言い聞かせてるのか
必死に頭の中でそう呟く私がいた。
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よる(プロフ) - かよこさん» かよこさんコメントありがとうございます！😭本当に毎度毎度お待たせしてしまって申し訳ないですㅠㅠそれでも待って頂けて感謝でいっぱいです。いつもありがとうございます🥹🫶頑張ります〜〜！！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 6066f12de3 (このIDを非表示/違反報告)
かよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！続き待ってました😭いつまででも待てるのでよるさんのペースで無理なく頑張ってくださいね、応援しています！ (2023年4月6日 22時) (レス) id: a23e35c540 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - ゆにさん» ゆにさんコメントありがとうございます！更新さぼりまくりのお話ですが、その言葉がすごく嬉しいです…ㅠㅠゆにさんのおかげで更新するか！と気合いでました。応援届きましたよ💪^^ (2023年1月8日 1時) (レス) id: 6066f12de3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - いつも面白い作品ありがとうございます泣 更新応援しています！ (2023年1月2日 23時) (レス) @page9 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる
| 作成日時：2022年10月25日 21時
