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' チソン、私に依存してるの？ '
結局その答えを本人に聞けるはずもなく、
ただ私の腕の中で眠るチソンを眺めるしかなかった。
もしもチソンが私に ' 依存 ' してるなら
私のせいで、チソンを縛っているなら、
私がいるせいで、チソンの可能性を狭めてしまうなら、
__確信に変わる前に内に、少し距離を置かないと
だって、その方がいいはず。
私にとっても、
…チソンにとっても
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「チソン、チソン！起きて」
「………なに、ヌナ。まだ早いよ」
いつもの時間より全然早いよ、
なんて嘆くチソンを無視して
早く自分の家に帰って準備して、と急かす。
今日持っていかないといけないものあったっけ、と頭の中で確認していたら、昨日自分なりに決めた事を思い出す
そうだそうだ、これが1番大事なことだ
のそのそと洗面台へ向かうチソンの背に投げかける
「チソンー？」
「ん、」
「今日から私の分の朝ご飯はいらないよってチソンのママに伝えておいてね」
とにかくチソンの私第一で出来た生活から変えなくちゃ。
私がいなくてもいいように。
あとは水筒と、お弁当も入れたし…、
なんてばたばたと動く私に返ってきたのは
「…は？」
という気の抜けた声
「明日から私起こしに来ないからね！
自分で頑張って起きて、帰りも寄り道しすぎないように帰ってくるんだよ！」
「…え？、待ってよ、ヌナ」
「今日日直だから教室の鍵取らなきゃ行けなくて、
私先出とくからチソンもちゃんと遅刻しないようにね！」
チソンに説得されてしまえば私は必ず折れるだろう
だから無理やりにでも言いくるめれば、大丈夫。
こうやって少しずつ自立させていけば
チソンは1人でも大丈夫なようになれるはず
チソンの話に耳を傾けないまま家を出たけど
やっぱり慣れないためか、1人で歩く通学路が少しだけ寂しく感じた。
…でも大丈夫、私は1人でもちゃんとやれるから。
後になって、ほんとはちゃんとチソンの話も聞くべきだったことに気づいた
依存してると分かっているなら、
良く考えてみれば急に離れるなんて手段は間違っている
この後起こる事の引き金にしてしまったこと、
わかっていたらもう少し上手くできたはずなのに。
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よる(プロフ) - かよこさん» かよこさんコメントありがとうございます！😭本当に毎度毎度お待たせしてしまって申し訳ないですㅠㅠそれでも待って頂けて感謝でいっぱいです。いつもありがとうございます🥹🫶頑張ります〜〜！！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 6066f12de3 (このIDを非表示/違反報告)
かよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！続き待ってました😭いつまででも待てるのでよるさんのペースで無理なく頑張ってくださいね、応援しています！ (2023年4月6日 22時) (レス) id: a23e35c540 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - ゆにさん» ゆにさんコメントありがとうございます！更新さぼりまくりのお話ですが、その言葉がすごく嬉しいです…ㅠㅠゆにさんのおかげで更新するか！と気合いでました。応援届きましたよ💪^^ (2023年1月8日 1時) (レス) id: 6066f12de3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - いつも面白い作品ありがとうございます泣 更新応援しています！ (2023年1月2日 23時) (レス) @page9 id: 8606361710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる
| 作成日時：2022年10月25日 21時
