9話 ページ9
｢＿＿!!A＿＿？＿＿！｣
｢ん……はぁ」
まただ。最近こんな夢ばかり見る。私とロボロでいなくなったお母さんを
探して、結果的には見つからなくてロボロがパパになる夢
こんな夢ばかりで調子が狂う。最初は、本当かと思いリビングを見ることもあった。
それでも、お母さんはやはり居る
更にどこからが夢なのかもよく分からない
｢A!!学校また遅刻するで!!流石に今日は送って行けんし……」
ロボロは夢以外でも優しいなぁ。多分家来てから1週間くらい経っているのに
｢うん。今行くから待ってて」
私がそう言うと、ロボロは勢いよく私の部屋の扉を閉めて階段を音が聞こえるくらい
に降りていった
お母さん……会いたくない
私は少し憂鬱な気持ちになりつつ階段を下りていった
｢おはよう」
｢！テーブルに置いてあるの食べてええで」
ロボロは予め朝ご飯を作っておいてくれたようで机には綺麗に焼けている目玉焼き
と白米が並んでいる。
私は朝ごはんを前に手を合わせた。
｢ねぇ、この女の人だぁれ？」
｢あぁ、会社の同僚やで」
｢へぇ、私以外の女の人とお話するんだぁ」
あぁ、また始まった。
私はご飯を食べながら台所の方を見る
こうなってくるとお母さんは誰も止められない。少しでも違う人と喋るとすぐ
嫉妬する、嫉妬もレベルが他と違う
勝手に被害妄想して、病んで、めんどくさい
たまに私と相手が喋るだけで嫉妬するくらいだから。
気持ち悪い。
｢いや、仕事の関係上話しなきゃなんよ」
｢私と仕事、どっちが大事？」
｢香里奈……やろ」
あ、今一瞬ロボロ迷ってた。私だったら絶対仕事選ぶけどね
｢じゃあ、話しなくても仕事できるよね？」
｢それは無理やろ、」
｢気っ持ち悪い……あ」
｢は？」
あ、言っちゃった。またアザ増えるかも、カッターはやめてね。お母さん
｢何が気持ち悪いって...?うるさいなぁ。＿＿前の人に渡しちゃえばよかった｣
｢……おい」
次の瞬間、部屋に今まで聞いたことも無いような低く大きな声が響き渡った。
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
