8話 ページ8
｢俺はAが過去に何があったかなんて知らんし無理に言わせようとも思わん」
｢だがらな"に"!!」
｢もし香里奈が帰って来ないままでも俺はあんさんの傍から離れんし機械のような
扱いもせえへん」
｢やからとは言わへんけど、Aが安心出来るように、もう嫌な思いしないように
父親になってもええか？」
その瞬間、私の心にその言葉が響いた
もしロボロがパパになったらもう嫌な思いしなくなれるの?
ロボロが……パパになってくれるの?
｢わたし...私は……ロボロがパパになって欲しいｯ!!」
私がそう言い切ると、ロボロは雑面から少し顔を覗かせ微笑んでいる。
お母さんの笑顔とは違う……人を安心させてくれるような
｢じゃあ、帰ってカレー作るで！」
｢うん...!」
そうして私達は手を繋いで家までの帰り道を歩いて行った。
なんだか、今まで氷でおおわれていた心が氷が熔けて暖かくなったような
気持ちになった。今までの人にはなんて言われようとも、同情されたって
嬉しくも無かったのにロボロに言われると、どんな言葉も暖かく感じる。
｢ねぇロボロ……?」
｢なんや」
｢ううん、なんでもないよ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すみません。今回超絶短い仕上げになってしまいました。
夢主ちゃんの泣いてる感じ上手く表せていたでしょうか...?
明日も更新しますので良ければそれまで待っていて頂けると作者も嬉しいです。
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
