4話 ページ4
《ロボロ視点》
俺は最近子連れの人と結婚した。確かまだ出会ってそんなに経ってはいなかったか
ったけれど、普通にいい人やったし心から結婚したいとも思えた
そんな時、まぁ俺も1人マンション暮らしやったし相手は一軒家ってことで
相手の家に引っ越すことにしたんよ。
恋人だった香里奈は普通に外見も綺麗やったしきっと家も綺麗なんやろなぁ。
と思いながら入ると、急に鼻が異臭に襲われた
リビングには娘と見られる子がぽつんと座ってるしゴミも散乱しとるわけよ
流石に驚いたわ
｢Aちゃんやんな？どうも天乃呂戊太言いますぅ。」
｢……どうも。」
俺が自己紹介すると、Aちゃん？も返事をしてくれた。
だが体を見ると髪も傷んでいて爪もボロボロ。その状態を見ると病院に連れて行って
やりたいくらいやった。
そして、何より目がいってしまったのはAちゃんの目だ。
もう希望すらない様な光のない目、体の状態といい、一体今まで何があったん
やろかと思ってしまう
まぁ、流石に虐待とかは香里奈に限ってないやろうし……いや、でも香里奈以外やったら
誰がやるんや?
俺がAちゃんに疑問を抱いていると、Aちゃんが一人で袋片手に
ゴミを拾い始める。
｢ごめんねぇ部屋片付いてなくて。今すぐアレが片付けるから待ってねぇ」
香里奈が俺の肩に手を置いて申し訳なさそうにする。
それはどうでもいいんやけど……アレってAちゃんの事やんな？
なんで自分の愛娘の事をそんな言い方できんねん
｢う……」
Aちゃんが少し嫌そうな声を出したので振り返ると、そこにはドロっとした
何かが着いたティッシュを持っている
え?!あれってその...あれちゃうか!?
流石に子供……ましてや女の子に触らすなんて可哀想に見えてくるわ
てかなんでこんなんが着いたティッシュが部屋にあんねん
｢Aちゃん俺も手伝うで」
｢大丈夫だよ。それくらいしかやる事ないから」
俺がAちゃんの持っている袋を手に取ると、すぐに取られてしまう
｢でも……」
｢良いから」
俺だけやらないのもあれやし...とも思ったのでもう一度言うと、大人も負けるような
圧力で追い返されてしまった
やっぱ急に現れた人に言われても嫌かもしれへんしな
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
