27話 ページ27
｢!!Aおはようさん」
｢おはよう......」
｢具合ようなったか?.......あんな、今日午前中に絶対出なあかん会議があってな、俺も
さっき電話したんやけど午前だけでも来い言われとって...」
私が朝リビングへと向かうと、ロボロがキッチンから顔を出しそう私に説明した。
正直私はもうそんなに具合悪い訳でもないし別に今日1日くらいなら留守番はできる
｢やからな、今日午前中だけ俺の友達に来てもらう事にしたんよ。ほんまこういう時ずっと傍に
居てやれんくてごめんな…?」
｢別に私は......1人でも...」
｢そんなんぜっっったい駄目や!!自分の娘でしかも病人を1人になんかさせられへんわ」
私がロボロの友達に迷惑だと思い1人でも大丈夫だと言うと、言い終わる間も無く却下
されてしまった。こういう時前は1人だったからもう慣れてるのに。
所でロボロの友達とは誰なのだろうか、前私があった人なのかな
それから少しの時間が経ち、ロボロは出社する時間になってしまった。ロボロは、私に
先程から何度もインターホンが鳴っても出ちゃダメやで？とか俺の友達やったら3回ノック
するからな!?とか言い聞かせてくる。きっとロボロは私のことを心配して言ってくれて
いるのだろう。そう思うと、何度も言われるのも嫌では無い
｢じゃあ行ってくるで？分かったか?絶対3回ノックされなきゃ鍵開けちゃだめやで？
ほな、行ってくるわ」
｢行ってらっしゃい」
ロボロが鍵を閉めたのを確認した私は、ロボロを見送る新鮮さを感じながらもリビングへ
戻りロボロの友達が来るのを待っていた。
その時だ。
突然玄関の方からインターホンでもノックでも無い音が聞こえた。その音はなにものかが鍵を
開ける音で、ロボロが行ってからそんなに時間も経ってなかったので私はきっとロボロが
忘れ物をしたのだろうと思い玄関へ向かった。
｢久しぶり〜」
玄関へ向かい私の目に入ってきた人物は大ハズレだったようで。その人物は、ロボロでも
友人でもない私のお母さんだ。その姿を見た私は反射的に一歩下がってしまう
なんで.....なんでお母さんがここにいるの.....?
｢ちょーっと寝ててね」
ロボロ.......た...すけ...て
お母さんがそう言った瞬間、私にスタンガンが触れるのと同時に私の意識が途切れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
