23話 ページ23
｢はいはーい...ロボロの方から電話なんで珍しいね。どうしたの？」
｢いま病院行っても大丈夫か?...あんな、今家帰ったらAが倒れててん!!顔も
真っ青で.....」
｢.......分かった。今ならまだギリギリ大丈夫だから取りあえずまずロボロが落ち着いて？」
｢落ち着いて居られるわけないやろ.....!ありがとうな、今向かうわ!!」
そう、俺が電話をかけた先はしんぺい神の所だ。ペ神の所ならまだやってるかもしれんし…
ペ神に状況を説明すると、まだギリギリやっていた様なので診察して貰える事になった。
お願いやから……大事に至らないでや…?
少し涙目になりながらも直ぐにAを車に運びペ神の病院に向かった。
｢...!今丁度今日の患者さん全員見終わったからこのまま病室来ちゃって」
病院に入ると、ペ神がすぐに気づいてくれて、そのまま病室へと案内してくれた。Aは
なんだか汗をかいており、熱があるように感じる。
｢凄い熱だな.......でも、ちゃんと呼吸もできてるみたいだし多分風邪じゃないかな」
どうやらペ神が言うには、風邪らしい。俺は意識も失ってたくらいやからもう少し重い物
かと思ってたので安堵し、ほっと息をついた。
ほんまに、ただの風邪で良かったわ。俺は心底そう思った
｢多分、Aちゃんの場合は過度な環境の変化とかかな.....ほら、動物で例えたら金魚とかも
急に綺麗な水にすると亡くなっちゃうじゃん？人もそれと一緒なんだよ」
｢そう、なんや、」
俺は、ペ神から理由を聞き自分を責めることしか出来なかった。やって、Aに風邪を
ひかせてしまったのは俺かもしれないからや。悲しい想いをさせたくなくてできる限りの事を
やったのにそれによってAにしんどい思いをさせてもうた
Aの事考えてなかったんは俺ちゃうか
｢.........どこ...。」
｢A!!ごめん、ごめんな...?」
｢.......あぁ、私倒れたんだ.......｡迷惑かけてごめんなさい」
意識が戻ったAは、虚ろな目をしてそう呟いた。今のAは初めて見た時と同じ
顔をしている。まるで、死んだ魚のような目に死んだような声。
なんでAが謝るんや.....?
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
