18話 ページ18
そうしてスーパーでの買い出しを終えた皆は、それぞれの車で私達の家まで
行く事に。それにしてもスーパーって色々あるんだな、私が見た所だけでも棚に
は色々な食品が敷き詰められていて見るだけでもお腹が膨れそうだった。
｢A、これ髪に着けとき。」
そう言ってハンドルを片手に運転しているロボロが私の手に置いた物は、コーラルピンク
のヘアアクセだった。暖かい桃色のリボン。
いつ買ったのだろう。
｢ありがとう。このリボン、いつ買ったの？」
｢Aが試着してた時や。綺麗な色やと思ったんよ」
不思議に思いロボロに問いかけると、どうやら私が試着している時に買ってきてくれた
そうだ。あの短時間で態々買いに行ってくれたんだ。
そう思うと、私はなんだか心が暖かくなった。このリボン、明日から着けよ
｢よし、着いたで！あいつらうるさいと思うけどうるさくなったら言ってな」
｢大丈夫だよ」
そんなの、大丈夫だよ。毎日私は皿の砕け割れる音や色々な騒音を耳にして来たのだから
そんなの屁でもない
｢あ！ロボロ遅いで!!早く開けてや」
既に玄関にはほぼの人が集まって居て、食品の詰まった袋で両手を塞いでいるゾムさんが
騒いでいる。なんだ、私達が最後だったのか
ロボロが家の扉を開くと、次々と他の人達が家の中へと流れていき玄関は見慣れない靴で
埋まっている。こんな玄関、初めて見る
｢おい俺のビールのんだのだれやぁ」
｢あれぇこんな所にかわいい女の子が居るやないですか」
｢おいショッピィ!!誰が女子やぁ!!」
あれから数時間後、のご飯でお腹の良くなった人達は次々と酒を流れるように
飲み尽くし完全によっている状態だ。シャオロンさんやチーノさんは特にすごい。
もう呂律すら回っていない。急に怒り出しては笑ったり.......どうすればいいの
｢Aちゃん、大丈夫か」
その中でも、一人だけ全く酔いの回っていない人物がいた。コネシマさんだ。この人意外と
強いんだ。
｢あ〜！Aちゃんは何の曲が好きなんですか！」
そう言って私の肩に手を回してきたのはショッピ君だ。近くに寄ってきたショッピ君は
お酒臭い。この臭い久しぶりだ。
相変わらずイヤな臭い
｢TRIGGE...?です」
｢ん.....?」
｢え.....?」
｢え、ちょ、Aちゃんもう1回言ってくれへん？」
私が答えたその瞬間、皆の酔いが解けた様だった。暴れていた人もこちらを向き
固まっている
一体、何故そんなに驚くのだろう
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
