14話 ページ14
私は笑顔の先生に手を引かれ、血液検査や質問、他にも色々な検査を受けた。
ご飯をちゃんと食べるようにって検査中言われたけど。
｢ロボロ〜検査終わったよ〜」
病室に戻ると、ロボロが座っており待ってましたと言わんばかりに先生の方を見ている。
｢A問題無かったん?!」
｢特に問題は...無いよ。ただ、ちゃんとご飯を食べさせてね」
｢！分かったわ、ありがとうな」
｢ロボロ〜またいつでも来てね??」
｢....いや来ないで？」
そうして私達は少し賑やかな病室を後にした。
あの先生、ロボロの事大好きなんだな
｢じゃあ、次は服買いに行くで。.......えっと.....何処がええんや.....」
ロボロは最後きっと聞こえないように言ったつもりなんだろうが私には
はっきり聞こえている。多分どこで買えばいいか分からないんだ
別にどこでもいいんだけどね
｢別にどこの服でもいいよ。」
｢じゃあ近場のショッピングモールでええか」
そうして目的地のできた私とロボロは、再び車を走らせることにした
｢A、ちょっとええか」
｢うん」
車を走らせている途中、突然ロボロが深刻な顔で聞いてきた。
｢店の中でヘルメットつけた紫の服きとる奴見つけたら、俺に言ってな？
ぜっっったいに話しかけちゃダメやで？わかったか？」
｢うん...?わかった」
紫色の服でヘルメット...........なんでだろう。
私が考え事で夢中になっていると、いつの間にか着いてしまっていたらしく
ロボロに声をかけられてしまった。ショッピングモールなんて何時ぶりだろ。
｢まず、どの店から見たいん」
見たい店.......?そんな店ないかも。
私はロボロに質問され困惑する。店の名前なんて全部知らないし知る理由すらなかったし
｢取り敢えずショッピングモール内回ってみるか」
｢あ、うん」
どうやら察してくれたらしくロボロは再び歩き出す、それに続いて私も
歩き出す。
｢あ」
私がロボロの後に続いていると、ロボロの言っていたヘルメット紫服の人が
前から見えてきた。なんかあんまり危険人物って感じはしないけど
｢ロボロ、ヘルメットの人前にいるけど」
｢?!嘘やろ......A、ちょっとこの店はいるで」
ロボロはまるで鬼に見付かってしまったかのように私の手を握って服屋に駆け込んだ。
ここまで警戒される程な人なんだな
｢あれ、ロボロさんじゃないっすか。」
｢は.......ショッピ君...偶然やな」
｢で、その子誰ですか」
｢あ」
｢?」
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
