11話 ページ11
ロボロの中の当たり前がよく分からない。
朝も夜も当然のようにご飯を作ってくれるし今もこう言ってくれた。
私が普通じゃないのか……ロボロが凄いのか分からなくなってくる
だって、親が子を愛するなんて私にとっては当たり前では無いから、
結局今までの人やお母さんだって1度も愛してくれなかった
私は愛なんて知らない。
｢じゃあっ...もしお母さんが居ないままでも私は...娘でいて良いの…?」
｢勿論や」
私はそう言われて、益々涙が止まらなくなる
それに、どれだけ泣いても拳はぶつからないし暴言も聞こえない。
煙草だって押し付けられない
私が安心感に浸っていると、何者かが玄関を開ける音がした。
｢ただいま〜！」
ぇ........?
そうして私たちの元まで来たのは、平然としている私の母だった。
私はお母さんを見た瞬間、心臓の鼓動が早くなっていくのを感じた。
なんでそんな平然と帰ってくるの......?なんで連絡無しに2日間も帰ってこなかったの.....?
｢香里.....奈？」
｢何2人ともそんなに驚いちゃって〜！ちょっと気分転換に関東まで行ってきたの〜！」
｢は.....」
淡々と話す母の姿に私は苛立ちを感じてしまった。
私とロボロがどれだけ必死になって探したかも知らないくせに、
そんなんなら帰ってこなければよかったじゃん
そんな考え今すぐ捨てた方がいいと思いつつも私は感情を無くせられない
｢気分転換に関東.......?連絡もしないで随分いい身分やなぁ。」
そんなお母さんに殴り掛かる様な勢いでロボロは近づいた。
それでもお母さんは表情どころか体制ひとつも変えていない
｢あらなにぃ？そんなに私のことが心配だったの？ごめんなさいねぇ!」
お母さんは急に顔を赤くしてロボロの事を抱きしめている。前から見える
お母さんの笑顔は、どんな人 殺しや犯罪者よりも気色悪い
｢俺が香里奈のことを心配？気色悪い事言うのもいい加減にせえよ」
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砂糖(プロフ) - ななさん» 素敵なコメントありがとうございます!!最近は投稿ができない日が続いているので頑張ります!! (1月18日 7時) (
レス) id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 登場がカッコ良すぎる…好きすぎる…！！よろしければ続きが読みたいです！無理せず更新頑張ってください！！ (1月17日 21時) (レス) @page32 id: a13aafb24f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます!!なるべく早く出せるように頑張ります…! (1月11日 22時) (レス) @page32 id: c20e9d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - 「大事なものを忘れた」で来るの神すぎんだろ…。続き待ってます…！！ (1月10日 7時) (レス) @page24 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年9月18日 21時
