振り向け、重岡先輩

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翌日



「あ！重岡先輩！おはようございます！
今日も好きです！」



重岡「ありがとぉ」



神山「あ！ちょっと待って！！」




「え、っと…？」



神山「あ、自己紹介遅れたな！
俺、神山智洋！しげの親友！」



「あ、どうも…」



神山「名前は？」



「あ、宮内Aです！」



神山「そかそか！毎朝大変やね(笑)」



「そんな！重岡先輩のこと好きですもん！大変なんかじゃありませんよ！」



神山「…そっか！そういえば、前まで大阪以外のところおったん？」




「あ、千葉にいました！それで、高校生になるときと同時にこっちに引っ越してきました！」




神山「あ、そうなんか！引き止めてごめんなぁ。
またな！」



「はい！」







神山「Aちゃんやって。」



重岡「あんなでかい声で話してたら嫌でも聞こえるわ」



神山「かわええな〜。しげのこと好きなんやって(笑)」




重岡「なんやねん。ニヤニヤしよって。」


神山「いやー？しげも早く好きになればええのになーって。」




重岡「ならんって。」




神山「わからへんよー？Aちゃんがアピールしてる内に好きになるかもやで？」



重岡「俺は今はええの！ほら教室行くで。」

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