振り向け、重岡先輩

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翌日



神山「しげ、結局行ったんやね」



重岡「あぁ。近く寄ったから行こかな思って。」



神山「Aちゃん、ええ子やろ？」

重岡「ほんまやねぇ。」



神山「もう。なんでそんな反応薄いん？」




重岡「やって俺別に好きちゃうもん」



神山「…これから好きになればええやん！」




重岡「俺、恋愛興味ないし。神ちゃんもないんやなかった？」



神山「なんかなぁ。ビビってきてん。あ、この子やって。……しげのこと好きな子なのにな(笑)」






悲しく微笑む神ちゃん



重岡「協力するで？」




神山「嬉しいけどしてくれたところで、何も変わらへんよ。きっと相談相手になるだけや」




重岡「やってみなわからんやん」





諦めるん？





神山「ええよ。俺は。見てるだけで。
二人が付き合うことしか願ってへんし。」





重岡「辛い思いするんやで？」



神山「おん。ええよ。」

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