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174話 睡眠薬 ページ27
零「言ってなかったのか?」
A「言ってますよ一応〜。まさかあんたが知ってるとは思わなかったけど」
もう!隠してたつもりは無かったけど、何も言ってなかったのに!
零「Aは、睡眠薬でアリスを制御している。まだ予想の範囲だったが、寿命が近いんだろ」
ご名答。あーあ。これで初校長にも伝わるのか。
A「最近、アリスを使うと体が悲鳴をあげるようになった。部屋の結界を常に貼っているとはいえ、今までそんなこと無かったのに。これは、寿命が近づいているから。体にガタが来始めたからよ」
でも、早まりすぎた。
まだ制約するべきではなかった。明日から止めるわよ、睡眠薬なんて!
A「ねー棗。昔話でもしない?」
棗「何言って「いつか」」
A「いつか話そうと思ってたんだよ?ただ機会がなくてさ〜」
棗「おい!アリスを止めろ」
そんなことしたら戦闘勃発でしょ。いーやっ。
A「もしすると、最後になるかもしれないんだよ。だから聞いて」
これは、初めて出会った物語。
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作者名:宮本 真由美 | 作成日時:2015年7月23日 21時