166話 ケーキは137話参照 ページ19
A「あたしたちは普通に離れたね」
棗「よかったな」
なんかすねてる。
A「あたしが嫌がったのが不満だった?」
棗「その顔キモい」
んな!失礼!
今はもう夜なんで、あたしの部屋に来てます。だって食堂行きたくないし。棗の部屋じゃご飯作れないからね。
A「何食べたい?」
さっそくマンガを漁っている棗に問う。
棗「シチュー」
A「なんですぐ作れないのチョイスするの!」
作ったのはけっきょくビーフシチューです。だって、こっちの方が好きだし・・・。こっちの方が遅いって意見却下!
A「棗、ベッドどうする?」
棗「お前と一緒でいい」
A「ゲストルームあるけど?」
棗「お前と一緒でいい」
A「はいはい」
ワガママなお子様ですね〜。
皿を洗っていると、隣にひょっこり現れたのは、身長もほとんど変わらない男子。
棗「うまかった」
それだけ言うと、ソファに戻ってマンガを読み直す棗。
A「皿洗い手伝ってくれるんじゃないのー」
棗「するか」
本当にそれだけのために来たのね。
A「どういたしまして」
皿洗いも終わったし、今日は何を読もうかな。
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作者名:宮本 真由美 | 作成日時:2015年7月23日 21時