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冷たい ページ24
A「ベア、ごめんね」
要が心配なんだろうに、こんなとこに閉じ込めてしまって。
なんて言うと、ベアは軽くビンタをするから何でもないよ、と返す。
A「今日も疲れたね〜。勉強めんどくさ」
ナルが力を貸してくれてるのに、いつの間にかビジョンが消えていた。
力の衰えだけのせいじゃないかもしれない。
ぬいぐるみのベアは、声を出せない。慰めたくてもできないって、辛いよね。
あの時、柚香の葬式の時、蜜柑ちゃんは涙すら流せなかった。
あたしはあの時、なんて言ったら良かったんだろう。
窓の外を見る。バルコニー付きの窓の外では、雪が散っている。
ぐい。
ベアがパジャマの裾を引っ張って、ベットを指す。眠ろうってこと？
A「そうだね。もう寝よっか」
あたしのお気に入りの大きな大きなベット。
冬はちょっと寒いかな。
みんなはもう寝てるのかな。もしそうだったら、いい夢が見られますように。
A「棗・・・」
『A』
A「棗？」
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宮本 真由美(プロフ) - たるたるさん» ありがとうございます！( ´ ▽ ` )ﾉ原作総無視ですが、最後までおねがいします( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年6月14日 19時) (
レス) id: 2318dea75e (このIDを非表示/違反報告)
たるたる(プロフ) - はじめまして（＾Ｏ＾）！一気読みしました 更新楽しみにしてます！ (2016年6月14日 18時) (レス) id: d243d0ab61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮本 真由美 | 作成日時：2016年5月8日 22時
