紅蓮の君とはじめの一歩 (ページ19)

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18話やっぱりページ19

晴れて蜜柑ちゃんは合格！そして、あたしも合格をもらってしまいました。

どうしよ。1度はいいかもと思ったけど、やっぱり帰りたい。

だいたい、あたしはまだ呼ばれる時期じゃないはずなんだけど。しょーがない。諦めよ。

そして、予想通りの悲劇が。

流架「棗っ。気がついた!?」

お、やばい。

A「蜜柑ちゃん伏せて！」

鳴海が壁になってくれた。原因は完全にあんただから、それくらいはがんばって。

棗君が起こした大爆発は、朝壁を壊した時より激しい。

強いアリスなんだなぁ棗君。

棗君「…ナル。てめえ…ぶっころしてやる」

鳴海「うんやっぱりね。すごく怒ってるだろーなーとは思ってたんだ♡」

棗君「黙れっ」

まだ辛そうな棗君。フェロモンってそんなにすごいのかな。

鳴海は流血で男前度が上がったね。かっこいいよ。

遠くでサイレンが鳴る。

鳴海「さてと、今度ばかりは僕も庇いきれないよ、棗君♡早く逃げた方がいいんじゃないの？
でないと、君の苦手な彼が待ってましたとばかりにこっちに向かってくると思うけど？」

え、棗君にも苦手な人とかいるの？すっごく気になる。

向かってくる彼が本当に嫌いなのか、棗君はふらつきながら逃げていった。そして帰り際。

棗君「おい水玉。自分の足で学園に来たこと。これからせいぜい後悔するんだな。能天気野郎」

棗君は、どこまでも負けず嫌いなのかな～とほほえましくなるような、ならないような。