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話終わって、なんていっていいかわからない私。

沈黙の中、口を開いたのはチャンミンさん。

『そろそろ帰りますね』

「…あ、はい」

話を聞いてそのままにしているもどかしさと、まだ、帰ってほしくない気持ちから返事が少し遅れる。

それを察したように
『帰るっていっても隣なんですけどね笑』とチャンミンさん。

そういってはにかんで見せるチャンミンさんはかわいい。

「…かゎ…ぃ…」

心の中で言ったつもりが声に出てることに気づいた。

とっさに誤魔化そうとしたけど、本人には聞こえていて。

『かわいいじゃなくて、カッコいいって言ってくれた方が嬉しいな笑』

それから続けて

『あと、僕の方が年上なんですからオッパって呼んでくださいね？』

「えー。慣れてきたらにしますね？」

『早く慣れてください笑』

こんな何気ない会話で笑いあえるようになって嬉しい。

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玄関まで送ると

『何か困ったことがあったらすぐ来てくださいね？隣なんですから笑』

というチャンミンさん。

ベタ惚れなのか私はどんな姿でもカッコいいって思っちゃう。

こんな人が私の隣にいてくれたらって考える。

でも、脳裏によぎるイソク君。

本当はなんか理由があったんじゃないかって、私を振る理由が。

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