実験材料-ペルソナ5-��

放課後 ページ47

6時間目もなんとか眠気に耐えて頑張りましたよー







さー、早く帰って探し物を探さなきゃね〜







帰りのHRも終わって、すぐ鞄を持って廊下に出た







いつものイヤホンを耳にして駅に向かう







歩いてる途中で携帯が鳴った







チェックすると杏からのメールだった







〔朝、昨日何があったのかちゃんと教えるって言ったのに、教えてなかったよね！
ホントはもし今日Aが遊べたら2人きりで直接話そうって思ってたんだけど、
予定が合わなかったみたいだから、それに学校でも2人きりになれないから、教えられなかったの。
ごめんね？
今日の夜、電話してもいいかな？
文じゃなくてちゃんと口からの言葉で言いたいの〕







んー、文面からだとなんか大事な話みたい？







『わかった…了解…っと』








そう返信して、足を進めた







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ｶﾞﾁｬ＿＿＿＿







玄関を開けて、リビングに入る








鞄をソファーに放り投げて、ソファーにダイブした








『疲れたなー…』







でも鍵探さなくちゃ






疲れた体に動けと命じ、体を起こす






2階の残り2部屋をチェックしなくちゃ







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・









2階に上がり、残り2部屋の内の一部屋に入って鍵を探す








『…………この部屋にもない…どこにある訳？』








そう考えていると









Aシャドウ「あの部屋の鍵なら私が開けといたわよ〜」







『え？』






どうしてあんたが？







Aシャドウ「だってあの部屋に鍵をかけたのはこの私様だもの( *¯ ꒳¯*)ｴｯﾍﾝ」








『なんであんたが？どうやって鍵をかけたの』







Aシャドウ「私達は、普通のそこら辺のシャドウとは違うのよ〜？本体と意思疎通している異形のシャドウ…だから、貴方の意識を飛ばして私が貴方に乗り移れば、鍵をかけるとか色んな事できちゃうわけ〜」








あぁそうか








『確か海に行った時、あんたはうちに乗り移ったんだっけ』








Aシャドウ「そうそう！でも貴方の意識は共有してるけど、私の意識は貴方に共有されてないの〜」









『だから、あの時も、何があったのか最初はわかっていなかった…そしてみんなからの異変を感じ取って理解した……まるで二重人格だね』







Aシャドウ「言っておくけど、シャドウが居る人はみんな二重人格なのよ〜？」








『二重人格…』

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