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恐怖の時間 ページ10

山「離れろ!!!!!」


山田先生の言葉で我に返った

鬼が腕を高く振り上げていた

素早くその場を離れ攻撃を交わした

鬼の腕はみんながいた場所に勢い良く振り下ろされ
辺りに濃い土埃が舞った




食「くそ、何も見えねぇ…!」



しかも土埃はなかなか晴れない

鬼がどこにいるのかも分からない

木の影から、そっと様子を伺っていると


「「うわぁぁぁ!!!!」」



叫びと同時にドコォンと音が地鳴りと共に鳴り響いた



食「なんだ!」

日「今の声は」

タ「兵助くんと滝夜叉丸の声です!!」


そしてまた、うわぁぁ!!という叫びが
また違う方向から聞こえた


竹「!!、勘右衛門!!!」

食「守一郎!!」


そして土埃がやっと晴れて見えたのは
しゃがんでる鬼のそばで横たわっている4人だった

鬼はその4人を少し見つめた後、手を伸ばした



まずい!鬼は人をたべる

あのままじゃ食べられる!!!

助けに行こうと足を動かそうとした

でも何故か動かない

見ると足はガタガタと震えていた

どうして、どうして動かないんだ!!

動かないと、動かないと食べられてしまう!!

仲間が食べられてしまう!!!!


「動け!動け!動け!!!」


どれだけ足を叩いても、足は動かない



小「滝夜叉丸!!!!!!!」


小平太の声が聞こえて顔をあげると

鬼は滝夜叉丸を掴んでいた

まずい

早くしないと、滝夜叉丸が


小「滝夜叉丸を離せぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」


小平太は苦無を持って、鬼に接近した

小平太に気づいた鬼は、空いている腕を振り上げ、勢いよく振り下ろそうとしたが、小平太の方が攻撃は早かった

小平太の投げた苦無が、鬼の目に突き刺さった


「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」


鬼は滝夜叉丸を離し、目を覆った

その隙に小平太と山田先生、仙蔵、長次が4人を抱えて離れた


鬼は血を流しながらさらに目を真っ赤に染めて、小平太を睨んだ


「グア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」


鬼は叫んだ後、そばにあった大きな岩を軽々と片手で持ち
小平太目掛けて投げた


「危ない!!!!」


小平太は間一髪のところで右に逸れた

岩は木々を粉砕しながら遠くに吹っ飛んで行った

あれに当たれば、即死だ


鬼は標的を変えたのか文次郎達い組のいる方へ向かって行った

こちらに背を向けているうちに何か攻撃をしなくちゃ

そう考えていると、山田先生が火縄銃で鬼の背中を撃った





山「お前達!こいつを倒して生きて帰るぞ!」

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(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年6月26日 18時) (レス) @page8 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん - (新しい夢小説)見てみます! (2021年11月9日 11時) (レス) @page5 id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん - 決行日早すぎん?あ、でも遅くしちゃうと文字数が←メタいよ By 伊作 ハイSORRY やっぱりいいね 食人鬼♪ もう、サイッコーだよ!←いや誰?? (2021年10月27日 23時) (レス) @page3 id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん - よっしゃ続き(続編)でた!これからも頑張ってくださいね!!応援しています!(過去編(昔 鬼と人間の間で起こった真実)が気になるッ!続きぃ〜〜。 (2021年10月26日 13時) (レス) @page1 id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リング | 作成日時:2021年10月24日 16時

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