これでもドクタケ忍者隊忍び組頭

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食満というやつに目掛けて炎を放った

逃げた様子もないし、これは大火傷だろうなと想像しただけで

表情が興奮で歪むのが分かる

笑みだけでは抑えきれず

声をあげて笑った


『あっはは‪w‪w‪w‪w‪wどうですどうです？？小型の捕火方の威力は？‪w‪小さいからって侮ってはいけませぬぞ〜？‪w‪w』


嘲笑っていた時だった



食「伊作ーー！！！！」



え？

なんで食満の声が？？

しかも伊作って人の名前だよね？



まさか＿＿！！！！



慌てて小型捕火方を止めた

そして見えたのは、大火傷とまでは行かない火傷を負った

食満ではない違う人だった

食満はそいつの後ろで信じれない光景を見た時のような顔をしていた

そして火傷を負ったやつは膝からバタリと倒れた



食「伊作！！おい！しっかりしろ！！！」



馬鹿な、人を庇ったのか？

こいつは何故庇った？？

何の自分のためにもなんない無駄な行為なのに

そして隈が酷いやつが袋槍で襲ってきた



隈「貴様ぁぁぁ！！！」



ｷｨｨﾝ＿＿＿！！！



この隈野郎の攻撃を受け流しながら、食満と伊作というやつに目を向けていた

本当に理解が出来ないからだ

どうして自分の得にならない事をするのか

俺氏には理解出来なかった


隈「お前があの捕火方を作ったのか！」

『そうだよそうだよ〜？どうだった？是非感想を聞かせてよ‪w‪w‪w』

隈「あんなもん作るなんてバケモンだな！」

『拙者は感想を聞きたいんですけど…まぁいいや、作戦も拙者のおかげで上手くいったし』

隈「作戦だと？」

『あの策を考えたのは稗田氏ではなく〜、拙者です‪w‪w最高でしたぞ〜？君達の絶望した顔‪w‪w‪wもっと見たくなるくらい！』


隈「ｯ！！この悪趣味野郎！！！伊作と後輩を怪我させやがって！！！許さねぇ！」




そして槍で攻撃を再び仕掛けてきた

怒っているからか、速さも力もさっきより速いし強い



『たかが一人やられただけで、どうしてそんなに怒る？仲間なんて代わりがいくらでもいるでしょ‪w‪w‪w』


そんな青臭いことして、忍者として大丈夫なわけ？

………君たちはまだ卵だから分からないか‪w‪w‪w



隈「ふざけるな！！伊作はな！！不運すぎて、いつも落とし穴に落ちたり、色々と災難が起きる不運大魔王だ！不運すぎて、時々俺たちの邪魔になったりもする！！」



なんで急に伊作ってやつの説明をしだした？

こいつ頭おかしいんじゃない？

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