放課後 ページ10
You side
さーって6時間目も終わって下校時間になりましたよっと！！
あー、そうそうその前に…………
『あの、雨宮くん？だっけ？』
蓮「！？うん、何？」
『あー、ごめん、驚かしちゃったかな？ごめんね？聞きたいことがあってさ』
蓮「だ、大丈夫だ。聞きたいことって？」
『昼休み、高巻さんと一緒にどっか行ってるみたいだけど、どこいってるの？』
蓮「？？あぁ、屋上で昼ごはん食べてるんだ。B組の坂本竜司も一緒に」
どうやらうちの考えは当たっていたみたい。
さすがうち！ナイッスゥー⤴ ←
『そうなんだ！急に聞いちゃってごめんね？気をつけて帰ってね！』
うちはダッシュで教室から出て、雨に打たれながら家に帰った。
色んな人に見られたけど知らん。
うちは一人暮らしだ。
両親がうちのために貯めてくれていたお金のおかげでこうして生き延びている。
前両親と住んでいた家は売り、新しい一軒家を建てた。しかも自分好みの。
家のローンは1発で払い終わった。
そのくらい両親はうちの為にたくさんのお金を用意してくれていた。
なんせ外交官だからね、金持ちなんよ←
1人では広すぎるリビングにあるソファーに寝っ転がり、怪盗団の事を考えていた。
あいつらは、確かクズな奴を改心させるんだっけ？
そうなら、うちもいずれ改心されそうだ。
ま、そんなことさせないけど、バレない自信あるし。
うちは予想外な人物だろう。
暇なのでテレビをつけて見た。
やっぱりどの番組も斑目の事ばっかだ。
『つまんないねぇー……。てかこいつ悪いやつなんだし、悪いやつが消えて、良かったじゃんねぇ？』
こいつの不評は知っていた。それを知った上であいつと契約した。
まあ、もうこの世にいないやつはどうでもいい。
話したところでなんも無い。
目を瞑って、見えてくるのは今日うちをジーッと見ていた雨宮蓮。
先程の事を詳しく説明しよう。
うちは人の顔が分からない。
モザイクの様な、ノイズの様なものが、目の部分を隠していて、その人の顔が見えないんだ。
それはもう1人の自分と取引をした時から。
だから、髪型、髪色と声でその人を覚える。
だから、視力と聴力は優れている。
話を戻して、なぜあいつはうちを見ていた？
もしかして、考えていたことを見抜かれたか？
あいつは怪盗団の一員だ。
クラスメイトが敵とは、とんだ不運だね
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リング(プロフ) - 影月薫さん コメありがとうございます！心に響く凄くいい曲ですよね〜(∩ﾟ∀ﾟ)∩、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2020年8月18日 14時) (
レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
影月薫 - 作中で夢主ちゃんが歌ってるの『誰かの心臓になれたなら』だー。いい曲ですよね(*^^*)これからも頑張ってください！ (2020年8月18日 14時) (レス) id: c6fe3020ce (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - 天音さん コメントしていただき大変恐れ入ります。ありがとうございます！私の作品を読んでくれているだけで感謝極まりないです。これからもどんどん更新していくつもりでございます。是非とも楽しみにして読んでくれると嬉しいです！ (2020年5月23日 21時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続き楽しみにしていますが、無理せずに更新頑張ってください！ (2020年5月23日 19時) (レス) id: e0dca7bd69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リング | 作成日時：2020年5月7日 17時
