実験材料-ペルソナ5-

金城との取引 ページ15

You side







金城「……次は私の番ということですか？」

『まだ分からない。でも可能性は充分ある。………………貴方が極悪非道である限り、ね。ﾆﾔ』


金城「…………わかりました。その怪盗団とやら。もし来た時には私が潰してみせます。」

『ふーん、まあ、頑張れ。じゃあ早くこの契約書にサインを』


金城は契約書にサインをした。

金城「あ、あと、こちら、500万です。」

『……貰うよ』

金城「ありがとうございます。フィクサー様」









取引は終わり、うちは家へ帰った。


今日の客は金城。

簡単に言えば人をATMの様に思っている腐った心の持ち主。

そんなやつから斑目の様に依頼が来た。


ぶっちゃけうちはなんにもしない。

ただ怪盗団とその依頼主が戦う様子を見て、依頼主が勝ったなら、実験材料にするのは無し。

負けたなら、実験材料にする。ただそれだけ。

怪盗団はパレスの主にしか興味がない。

うちと戦ったって意味が無いのさ。









さーて、今回はどうなるかねー。

金城ガサガサ勝つか、怪盗団が勝つか。

まぁ、どうでもいいんだけど。









あ、そうそう。言い忘れてたね。


パレスの時の名前はフィクサーって言うんだ。

その名前をこの世界でも使わせて貰ってる。

ペルソナの名前はルシファー。

取引する時は、仮面をつけているから、誰もうちの顔なんて知らない。









さぁ、金城









君の結果









楽しみにしてるよ

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