実験材料-ペルソナ5-

生徒会長 蓮side ページ13

蓮side








斑目騒動の為しばらく怪盗団の活動はやめておいた時。


真「ちょっといいかしら？」


生徒会長の新島真に声をかけられた。

「なんだ？」

真「ちょっとみんなに聞いてもらいたいものがあるの」

聞いてもらいたいもの？

真「お仲間の所へ案内して貰える？」

「………………わかった」









駅に着き、仲間の所へ案内する

祐介「あ…」

竜司「んー？来た？」

祐介「あの子、友達？」

竜司＆杏「「！？」」

竜司「ど、どうなってんだよ？」

杏「どうゆうつもり？」

真「彼に案内して貰ったの。坂本竜司くん、高巻杏さん、それから……斑目の門下生だった洸星高校2年生、喜多川君だよね？……これのことで聞きたいことがあってね？」

取り出したのはスマホ。

そこから録音された俺達の会話が流された。

聞かれていたのか……



真「鴨志田と斑目で酷似した犯行手口。偶然にしては出来すぎるほどタイミングよく集まった被害者達。
疑わない方法を教えて欲しいわ。」


みんな顔を見合わせる


祐介「君の目的はなんだ？わざわざ報告しに来たのか？『これから通報します』とでも」


杏「どうせ言われて来たんでしょ？学園から犯罪者を出す訳にはいかないもんね！自〇とかセクハラとかは見逃すくせに。大人の言いなりに使われてるだけなのに、可哀想な人。」


真「………………そんな事……わかってる……ﾎﾞｿ」



杏「え？」


真「だから、確かめさせて。あなた達の言う正義を」



「「「「はぁ！？」」」」


真「この事はまだ私しか知らないの。正義を証明してくれれば、これは捨てる」

モ「取引か……」


真「改心させて欲しい人がいるの」

祐介「誰だ」

真「できないとは…言わないのね。でもそれはまだ言えない。明日放課後、屋上で続きを話しましょう。
『引き受けてくれる』って前提でね」

そう言って新島真は去っていった。


竜司「……っち！めんどくせーことになったな」



俺達はひとまずここを離れ、飲食店に行った。

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