序章-裏の世界- ページ1
You side 過去
怪盗団にやられた斑目のシャドウ。
はぁ………
『……失敗しちゃったね？』
斑目シャドウ「ッ！！ぁ、フィクサー様ッ！！ど、どうか！！お許しを！！！！！」
『せっかく力を貸してやったのにな〜……約束、覚えてるよね？』
斑目シャドウ「ッ！！そ、それだけは！！！ﾀﾋにたくない！！！！！！！」
『約束……したよね？それを踏まえた上で貴方は契約したはずだ。………お前の力…実験材料にさせて貰うよ』
ｶﾁｬ
斑目シャドウ『た、頼む！！！！！命だけは！！！！』
『バイビー』
ﾊﾞﾝッ！！！！！＿＿＿＿
斑目パレスを去った後、
特殊なカプセルに入れといた斑目のシャドウを液体の入った容器に入れる。
ここはうちのパレス。
うちのパレスは研究所だ。隣には墓がある。
………なぜ墓があるって？
そこにはたくさんのうちのﾀﾋ体が入ってるのさ。
うちは今までにたくさん自分を犠牲にしてきた。
その度に新たな人格を作った。
それを繰り返した結果、そうなったわけ。
うちがこのパレスという世界に気づいたのは中学3年生の時。
うちはいじめられていた。
仲良くしていた子に突然手のひらをひっくり返された。
軽く絶望したよ。
でも、そばに居てくれた友達が居た。
だからその子の為に辛くても笑顔で居ようとした。
笑っていれば、いずれは辛い時は過ぎるって。
幸せな時が来るって。
でも笑って耐えている時、今までは悪口を言われたら傷着いて痛いはずなのに、痛みを感じなくなったんだ。
でもそれと同時にうちはある事に気づいたんだ。
笑っていても、心の傷は治らない。
笑顔は、うちにとっては麻酔に過ぎなかったんだってね。
下校して家に着いて、部屋に閉じこもってた時、スマホに意味わからんアプリが入っていた。
ウイルスに感染したかと思ってセキュリティを確認したけど、大丈夫だった。
押しちゃダメだとわかっていたけど、気になりすぎてそのアプリを起動した。
突然視界が歪んで、気づいたら、今いるこの研究所に居たんだ。
これがうちの全ての始まりだった。
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リング(プロフ) - 影月薫さん コメありがとうございます！心に響く凄くいい曲ですよね〜(∩ﾟ∀ﾟ)∩、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2020年8月18日 14時) (
レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
影月薫 - 作中で夢主ちゃんが歌ってるの『誰かの心臓になれたなら』だー。いい曲ですよね(*^^*)これからも頑張ってください！ (2020年8月18日 14時) (レス) id: c6fe3020ce (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - 天音さん コメントしていただき大変恐れ入ります。ありがとうございます！私の作品を読んでくれているだけで感謝極まりないです。これからもどんどん更新していくつもりでございます。是非とも楽しみにして読んでくれると嬉しいです！ (2020年5月23日 21時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続き楽しみにしていますが、無理せずに更新頑張ってください！ (2020年5月23日 19時) (レス) id: e0dca7bd69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リング | 作成日時：2020年5月7日 17時
