【江口拓也】年下だけど貴方の隣にいてもいいですか？

突然 ページ13

inカフェ



夏「あ、すみません！お待たせしてしまって。」




良「いや、大丈夫。何か頼む？」





夏「あ、えっと、じゃあ、カフェオレで。」





カフェオレ...。そういえばよく飲んでたな。



良「すみません。注文いいですか？」





近くの女性店員に声をかける。



店「はい。ご注文をどうぞ。」





良「えっと、カフェオレとエスプレッソコーヒーをおねがいします。」





店「かしこまりました。少々お待ちください。」





店員が立ち去る。



夏「あの、すみません。突然。」





良「ううん。大丈夫だよ。...で、話って何？」





夏「えっと、その私達は、付き合って...たんですよね？」





夏海は再確認するかのように問う。



良「...うん。」





なんだろ。



なんか、



本当に忘れてるんだと実感させられる。




夏「...そうですか。」





良「......うん。...ごめ((」





夏「ありがとうございます。」





良「え？」





え。なんで。俺、何も出来てないよ。



良「な、なんで。俺、何も...できて、ない。」





夏「何も出来てなくなんか無いです。...私、良平さんとのメールのやりとり見ました。」





良「え、」





夏「すごく、愛されていたんだなって思いました。でも、それと同時に申し訳なくなってしまって。」




夏海はうつむきながら話した。



良「なんで、」





夏「良平さんは、その...私のことが好きで、私も同じくらい好きなのに、でもその気持ちが今、私にはないんです...。ほんとに、ごめんなさい。」





夏海は涙を堪えながら話す。



良「...謝んないでよ。夏海のせいじゃないんだよ。」





夏海につられて俺の涙腺も緩む。









夏「でも、私、本当に、ごめんなさい。ごめんなさい。...私と、別れてください。」





良「...え、」








その発言はあまりにも突然過ぎて理解できなかった。



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良平さんの過去回が終わらぬ。


すみません！もう少しで江口くん出しますからぁぁあ！

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