私の王子様。2 ページ30
- 続き
『ん?これがいいのか?』
ヒニムが横に来て、一緒に眺める。
「だけど、ペアものなの。赤色だけでいいのに…」
そういうと、ヒニムが店員さんを呼ぶ。まさか、お店にまで無理言うのではないかとヒヤヒヤする。ヒニムなら言いかねないから…。
『すいません、これセットで』
『はい、かしこまりました』
そういって二つとも買ってしまった。
「ひ、ヒニム、いいのに!二つあっても…」
『俺がつける』
「え…」
『俺がつけてやるから』
「あ、ありがとう…」
その時、ヒニムの顔が少し赤かったのには私は気づかなかった。
お店を出るなり、ベンチに座り2人で着けてみる。
「わ、やっぱり可愛い〜」
『お揃いだな』
「そうだね!ヒニムとお揃い、嬉しいな」
『これから、少しずつ増やすからな』
「え〜……でもヒニムとならいいか〜」
『えーとはなんだ…。まぁいい、写真取るぞ』
その後、二人でブレスレットをつけた手を繋いで写真をとりヒニムがInstagramに投稿した。
───────
204,710 likes
xxxxxx.
나의 공주님. 사랑해...(俺のお姫様。愛してる…)
View all 7,648 comments
───────
元々チングカップルとして知られていた私達だけど、その投稿から少しずつワンチョクカップル(王族カップル)と呼ばれるようになってしまった。
私がお姫様、と呼ばれるのは恥ずかしさがあったけれど…。
私がお姫様ならヒニムは王子様だ。
私を守ってくれるのに偶に…いやいつも我儘な王子様。
そんなヒニムが私は大好きだ。
おそろいを増やす。
その約束は果たされぬままだったけれど、ブレスレットは私の大切な宝物。
나도 사랑해, 나의 왕자님...
───
時期はジョンヒョンさんと親しい仲になるかなり前で、ヒチョルさんへの依存が強い頃のお話です。
72人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カリナ(プロフ) - seventeensa17さん» そんなに褒めて頂けると大変照れてしまいます(*¨*) わざわざコメントまで…かむしゃです^^* (2017年4月26日 22時) (レス) id: 02edab826e (このIDを非表示/違反報告)
カリナ(プロフ) - SHINee☆彡さん» 泣いてくださるまでですか…? 大変嬉しいです^^* 話し方がまだまだ下手なのですがとても有難いお言葉ですTT (2017年4月26日 22時) (レス) id: 02edab826e (このIDを非表示/違反報告)
カリナ(プロフ) - ちあきさん» 読んでくださってありがとうございました^^* コメントしてくださったことも感謝しております〜TT (2017年4月26日 22時) (レス) id: 02edab826e (このIDを非表示/違反報告)
seventeensa17(プロフ) - 感動して涙が止まりません。最高に面白かったです! (2017年4月26日 20時) (レス) id: 852cbf8eec (このIDを非表示/違反報告)
SHINee☆彡 - 涙が止まりません。感動しました。 (2017年4月5日 11時) (レス) id: 15bf96588a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カリナ | 作成日時:2017年3月30日 19時