片割れの悔悟 2

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- yunho side






僕達は今日の予定が夜の生放送だけだったから







宿舎で時間になるまでマネヒョンと打ち合わせして






スタジオに向かう、






そういう日の予定だった








『ここで新曲のお知らせを入れてもらったから



「今度の新曲は〜」って始めてくれ』





『分かりました…紹介苦手なんですよね』





｢まぁまぁ




僕も頑張るから頑張ろう、チャンミナ｣






もうすぐ終わりそうだな、というとき








ふとテレビが目に入る








つけっぱなしにしていたテレビで







速報が入った







速報と書かれた文字の色が灰色で






良くない知らせだっていうのはすぐに分かった








だけどその後に流れた文字に目を疑った








｢……PerlЭ…？｣








『どうしたんですか、ヒョン…』







｢マネヒョン、今すぐニュースに変えて！｣







『お、おう』








ニュースに変えられたテレビで








淡々とPerlЭの訃報を読み上げるアナウンサー









『──────お葬式は身内と知り合いだけで行われるとのことです』









『……Aが…？』









はっ、として横を見れば









立ち上がっては大きな目を見開いて









嘘だろ…とぼやくチャンミナ








その体は震えていて









｢チャンミナ、落ち着こう…｣







再びソファに座らせて肩を抱く








『ちょ、ちょっと待ってろ…少し確認してくるから』







マネヒョンはそのまま出ていってしまった








いつまで経っても震えが止まらないチャンミナ








いつの間にか涙まで流していた








『ヒョン…』







｢どうした…？｣








『また…






また大切な家族が






居なくなってしまいました…






僕達はまた…守れなかった』









そうだった





Aは影ではあるけどギュラインに居たんだった





妹で





ギュラインのメンバーで





大切な人が居なくなったのは






チャンミナの中で大きな傷なんだと思う









｢大丈夫だ……




Aは…きっと…




チャンミナに感謝してるよ｣








明日にはお葬式が行われるということを知ったのは




そう時間が経っていない時だった



───

韓国のテレビのことはあまり覚えていないのであくまでも想像です
こういうふうに伝えられているかどうかは分かりません。

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