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- you side






キュヒョン君から聞かせてもらったミノの過去は僕には重すぎるものだった。





「…っ……ふ、ぅ」





どれだけ辛かっただろう。
どれだけ寂しかっただろう。
どれだけ…恨んだだろう。





ミノもお兄さんを亡くしてたんだ…。





泣き出してしまった僕をキュヒョン君は抱きしめてくれる。




『これが…現実なんだよ、A……




僕もね、最初教えられた時は辛かったよ




チャンミナもぼろぼろ泣いててさ。




しかも知ってるのは僕達と校長先生だけなんだって。



重たすぎる現実を受け入れきれなくなりそうだった。だけど…



あんなミノを見て放っておけるわけ…ないだろ?』





僕はキュヒョン君の腕の中でこく、と頷きキュヒョン君を見つめた。




『あー…もう、そんな顔しない。



可愛すぎるし』



少し苦笑いをしながら僕の涙を拭いてくれる。最後の言葉は意味わからないけれど、慰めてくれるように背中をさすってくれるから安心する。





「僕……」





『ん?』





「僕は、ミノの支えになりたい…」





本心だった。あんなことをされてしまったけれど、大切な友達に代わりはなくて。

それに…共通点がある。

気持ちは分かるかもしれない。






『ん…頼むよ、A…。



本当の意味であいつを支えてやれるのは…



Aしかいないと思うから



すごく悔しいけれど……ね』





「…あ」





そうだ。キュヒョン君とチャンミン君はミノとずっと一緒にいたんだ。


それなのに助けられない葛藤に悩んでいたんだ。





僕のヒョンが死んだ時みたいに。







僕は決意した。
ミノもキュヒョン君もチャンミン君も…。





みんなを支えるんだって。





…… ヒョン、力を貸して。





僕がみんなを支えられるようにずっと見てて。

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ゆんく(プロフ) - 最高です!!更新頑張ってください!応援しています! (2017年4月15日 23時) (レス) id: 66ed5bea11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カリナ | 作成日時:2017年4月7日 1時

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