佐藤くん と 中島くん。３

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一気に ぼぼぼっ！て熱くなる全身。









い、今…ちゅ、って……！？！？/////









「ん、先生来るまで 休んでなよ？」









そう言って、私の頭を撫でて、保健室を出て行った先輩。









ゆ、夢、じゃないよね……？//









今もまだ胸はドキドキ言っていて。









私の名前を呼ぶ先輩の声。私を優しく抱きしめる先輩の体温。ひとつひとつが何度も何度も私の身体中を熱くさせる。









先輩…私、少しだけ、期待してもいいですか…？









…先輩が大好きです………。









私が想いを伝えたら、先輩はどんな反応をするのかな。









もう相手にされなくなる？、連絡とってくれなくなる…？









考えれば考えるほど、不安が沢山出てきて、胸がきゅーって苦しくなる。









こうやって私がもやもやしてる間も、先輩は他の誰かを想ってたりするのかな。









あんなにかっこいいんだもん。モテるだろうし、経験も豊富なんだろうなー…。









こんな風に、弱虫な私は先輩に 好き、って言えないまま 卒業を見送るのかな。









……このまま時間が止まっちゃえばいいのに。









なーんて、時計の針の音だけが響く空間の中、大きくため息をついた。









先輩は今、私のことどう想ってますか……？

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