東京! ページ38
そんなワケで。
『着いたぜ東京!』
咲「テンション高いですね。…あー、やっぱり東京ぬくい……。」
咲倉はコートのフードを取って、
ほわほわと目を瞑る。
さて始まりました。
ユース合宿!
え、早いって!?
そこはまぁ小説のチカラで見逃して!!←
『じゃあ行こうか。』
咲「は、」
「あ、A!」
声に振り向くと、飛雄が走ってくるのが見えた。
うしろからは、蛍も追いかけてくる。
『飛雄、蛍!久しぶり。去年に続いて春高出場おめでとう。』
影「うす。えっと、」
月「チョット王様!いきなり走り出すとかバカなの!?こっちの迷惑も考えてほしいんだケド!僕はキミたちみたく体力馬鹿じゃないから!」
影「あ、わり。」
飛雄が蛍を振り向き、そして咲倉に目を向ける。
あたしは「ああ」と呟いて、咲倉の背を叩く。
『ウチの1年セッターの咲倉隼人。仲良くしてやってね。』
咲「よ、よろしくお願いします!」
影「セッター…。」
月「王様。なに1年に対抗心燃やしてんの。」
影「王様って言うなボゲェ。」
『仲良しかよwじゃあ行くぞー。…飛雄、降りる駅はなんて読むっけ?』
影「! うつのみや、です!」
『よく出来ました。』
月「え、まさか王様…。」
蛍の苦い顔を見て、
あたしは笑う。
『去年読めてなかったよなー!』
影「うぬん…」
月「よくひとりで行こうなんて去年思ったね…。」
咲(ほんとにこの人年上か…?)
歩いていると、目的地に着く。
あたしにとってはほんの数週間ぶり。
でも蛍と咲倉にとっては初めてだし、
飛雄も1年ぶり。
味の○スポーツセンター。
蛍も咲倉も、建物を見上げて、
ほぅと息をつく。
『そういえば、蛍が来るなんて意外だったな。こういうの、あんまり得意じゃないだろ?』
月「…別に。影山が行くって言ったし、縁下さんが行けって言うから。」
『あーw』
月「それに、Aもいるから。」
なんじゃそりゃデレかよ最高。←
「あ、Aちゃん!久しぶりー!」
『古森さん。お久しぶりです。』
影「ドモ。」
『佐久早さんも、お久しぶりです。』
佐「……おう。」
侑「Aちゃんお久しゅう!」
『アッ侑さんオヒサシブリです。』
侑「なんでそんな必死に目ぇそらすん。」
月「宮さんザマァw」←
お馴染み(?)のメンバーも揃いましたし、
12月上旬、東京、ユース合宿スタートです!!
***
テスト期間です!
当たって砕けないよう頑張る!←
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ちょこみんと(プロフ) - 北狐さん» ありがとうございます! (2021年1月11日 17時) (レス) id: bf2a4d63a6 (このIDを非表示/違反報告)
北狐 - 凄く面白かったです!及川さん、、、良いですね!!今更ですがとっても面白い作品に出会えて良かったです。お疲れ様でした! (2021年1月11日 16時) (レス) id: 5618ba980a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこみんと | 作成日時:2020年6月6日 7時