私の"素"3

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貴「ラウちゃん可愛いーー！！」


ラ『もー！！子供扱いしないでよ！』

私が頭を撫でると
ぷーっとほっぺたを膨らまして
拗ねるラウは余計に可愛く感じる


貴「ごめんごめんw
　 だってラウ可愛いんだもん」


ラ『年下だからしかたないけど
　 僕だって男だから可愛いよりも
　 かっこいいって言われたいよ』



目『んー…なんの話…？』

ふと見ると
寝ていた蓮が目を覚まし
寝ぼけながら話に入ってきた



ラ『Aちゃんが僕のこと
　 可愛いって言うから
　 かっこいいがいい！って言ったの』


目『何の話だよw
　 でもまあ男ってみんなそーじゃん？』



ラ『そーそー！
　 だから早く大人にたりたいって
　 話をしてたのー』


目『ラウールはそのままでいいよw』

ラ『えーまぁ仕方ないかー
　 どうせAちゃんのタイプじゃ
　 ないもんねーーー』


貴「え？どう言うこと？」


目『あーあれなw
　 みんな意識してるよなw
　 しょっぴーなんてジム通い始めたしw』


話を聞いていると
私の写真集の取材で話していた
好きなタイプとか恋愛の話を
みんながかなりくいついて見ていたらしい


ラ『Aちゃんの好きなタイプって
　 絶対あの人だよねー』


目『まぁ本人はわかってないみたいだけどw』


貴「え？誰？？どーゆーこと？？」


目『ま、そのうち気づくでしょ
　 焦らなくてもいいじゃん？』


貴「ぅーんそーなのかなー？
　 でもね恋愛したいんだよねー」

ラ『え！』


目『俺あいてるよ？』


貴「ふふっw
　 もー私だからいいけど
　 気をつけないと
　 勘違いする女の子いるよ？」


目『はぁ…Aだから
　 言ってるんだけどなー』

貴「え？ん？どーゆーこと？」

ラ『めめ、大変だね…』

目『な…先が長そうだわ』


貴「よしっじゃあ私今から
　 お風呂入ってくるね？」

目『俺もーって言いたいとこだけど
　 怒られそうだからやめとこー』

ラ『めめー僕眠いから寝よー』

目『そーだなーAおやすみー』

貴「ぅん！おやすみー！』



____________

どうせみんな寝てるしなと
ゆっくりお風呂に浸かって出てくると
案の定やっぱみんな寝ていて
ドライヤーするとうるさいしと
髪が濡れたまま携帯を触っていた



中々TV、特にNEWS番組なんて
観ることないから
少しくらいは知ってないとと
ちょくちょく情報アプリで
時事ニュースをみていた


すると
恋愛に関する記事が出てきて
思わず記事をタップしてしまった

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