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コツコツ人が歩く音がする都会の道路に、足を置く。
もう外は日が沈み始めてた。
｢ただいまー｣
櫻井｢なに、楽しくなかったのかよ笑｣
｢あ、いやっ。楽しかったよ？｣
櫻井｢んー、なら良かった｣
危ない危ない…
翔くんの観察眼は凄いからな。
気をつけなきゃ
｢みんなは？｣
櫻井｢仕事ー。あ、智くんは違っけ
なんかマネとなんちゃらー言ってた｣
｢そっか｣
櫻井｢なんか顔色悪いけど、なんかあった？｣
｢ううんっ｣
櫻井｢そう？｣
もしかして、翔くんは和が結婚すること知ってるのかな
前電話で話してたし、
｢あの、さ｣
櫻井｢なに笑｣
｢翔くんは、、｢ただいまー｣
櫻井｢おぉ、智くんおかえり｣
｢お、おかえり｣
また危ないとこだった。
絶対言っちゃいけないワード口にしようとしてた。
大野｢あ、モモちゃん。どうだった？｣
｢え、あ、うん！楽しかったよ！｣
大野｢ぷふふ笑 そっか、なら良かった笑｣
とか言いながら手を洗いに洗面所に向かう途中わたしに｢後でおいらの部屋な｣と呟いてった。
私そんなにわかりやすいのか？と鏡で自分の顔見てたら、ソファの方から｢そんな自分の顔が好きかー｣って翔くんに言われた。
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作者名：YAGI | 作成日時：2018年4月28日 23時
