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洗い物が終わって、私も部屋に戻ろうと階段を上がってると、丁度黄色の扉が開いた。
「おつかれ」
二宮「おう」
「終わった？」
二宮「いや、コーヒー入れようと思って」
「そう」
二宮「あっ、あのさ」
「ん？」
二宮「さっきの巾着の貸し、来週の日曜に返してよ」
「やっぱ嘘じゃなかった」
二宮「日曜、10時に迎えに来るから用意して待っとけ」
「なに…誘拐されるの」
二宮「っちげーよ。とりあえず待っとけ」
「はーい」
二宮「あ。ちゃんと化粧しろよ？」
「わかったよ」
二宮「お利口さん」
いつもみたいに右の口角をきゅっと上げて、頭をポンポンして下りてった。
松本「ただいまー」
二宮「あれ、早いね」
松本「残ってたのちょっとだったから」
「おかえりー」
松本「あっそだ。みんなもうケーキ食った？」
「忘れてたや」
松本「やっぱり〜。お得意さんから美味しいコーヒー貰っててさ！それ飲みながらケーキ食おうよ」
あんなに男らしい顔の潤くんが
「ケーキ」「ケーキ」
言うから、ちょっと笑っちゃった
二宮「ラッキー！俺丁度コーヒー飲もうとしてたの」
松本「あれ？ニノ、大野さんは？」
二宮「あの人寝てるよ」
やっぱり。
やけに物音しないから、変だと思ったんだよ。
松本「どーしよ…起こさない方が良いかな」
二宮「あの人のことだから、ケーキ食べないんだって言ったら飛び起きるよ」
松本「だな！じゃモモ起こしてきてよ」
二宮「俺が行くよ。あの人何すっか分かんないし」
「何するって、何にもしないよ？」
二宮「馬鹿だなー。あの人狼だからね？」
「狼って、、」
松本「んじゃ、ニノ頼むわ。モモは手伝ってくれる？」
「あ、うん」
狼やっつけに行くぜ！って右手上げて行っちゃった。
…幼稚園の子みたい笑
松本「モモどれがいい？」
「どれも美味しそ〜！やっぱ潤くんはセンスいいんだね」
ほんとに選べないくらい全部美味しそうなケーキをお皿に取り分ける。
「うーん…私これかな？」
選んだのは、苺がたっぷり入ったタルト。
松本「うそ！モモが好きそうだなぁってそれ買ってきたの！」
「ほんと！すごいねやっぱり」
松本「それほどでも〜」
頭に手あてて、ニコニコ笑ってる。
画になるんだよな…これが
二宮「狼のついでに、相葉さんも連れてきましたよ」
「ありがと」
目を輝かせてる雅紀と、、
狼が起きてきた笑
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YAGI(プロフ) - 軟骨の唐揚げさん» 移行遅く申し訳ありませんでした。コメント励みになります！これからも良ければお付き合い下さい♪ (2018年4月28日 23時) (
レス) id: 9d7eeefcf0 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨の唐揚げ - これからも更新頑張ってください！(っ`･ω･´)っﾌﾚｰｯ!ﾌﾚｰｯ! (2018年4月26日 21時) (レス) id: 94093c6f76 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨の唐揚げ - すっごく面白くていつも読ましてもらってます！ (2018年4月26日 21時) (レス) id: 94093c6f76 (このIDを非表示/違反報告)
YAGI(プロフ) - truthさん» ありがとうございます！移行の準備頑張ってますんで、もう暫くお待ちください♪ (2018年4月17日 15時) (レス) id: 9d7eeefcf0 (このIDを非表示/違反報告)
truth(プロフ) - この話、本当に好きです！これからも頑張ってください！ (2018年4月16日 20時) (レス) id: 5b1ed8359e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YAGI | 作成日時：2017年12月29日 3時
