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二宮「よしっこれでOKだな」
「なにが？」
二宮「お前、今からそれに着替えろ」
「えっ？今日買ったのを着るの？」
二宮「そうだ。そのドレスをね、」
「はっ？なんでドレスなんかあんの？」
二宮「俺が入れた」
「なんで、ドレスを着るの？」
二宮「もーうっせーな！その口無理やり閉じんぞ」
和がとっさにキスをしようとして、おもわず避けてしまった。
「ひ、人前だよ」
二宮「お前がうっせーからだろ。」
とは言いながらも、和の顔はどこか寂しそう。
二宮「俺のキス拒むやつなんて、お前だけだからな」
「そんなに色んな人とキスしてるんだー」
二宮「なに、焼きもち」
「違うし」
二宮「うーん、あっそ？とりあえず、それに着替えてこい」
「分かったよ」
ここは素直に従うことにした。
試着室の中で、鏡と向き合う。
「これ似合ってんのかな…」
二宮「終わったか？」
「一応…」
二宮「出てこい。お前がドレスに遊ばれてるの見て笑ってやるよ」
「なにそれ」
二宮「はやく」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
「どう…？」
二宮「うん。やっぱ遊ばれてんな。」
「だよね…」
二宮「んじゃ帰るか。」
「えっ？これで帰んの？無理だよ」
二宮「大丈夫だって。綺麗だから」
「そんなこと言われても騙されないからね？」
二宮「うっさい。またその口塞いでいいのか」
「っダメです。ごめんなさい」
二宮「ほら。行くぞ」
手を差し出す。
仕方なくその手を握ってあげて、2人で店の外へ出る。
「ねぇ…やっぱ恥ずかしいよ…無理」
二宮「しゃーねーなー」
ほれっ。って言って、着ていたコートを私にかけた。
二宮「それで我慢しろ」
「ありがと」
コートは和の温もりでいっぱいだった。
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YAGI(プロフ) - 軟骨の唐揚げさん» 移行遅く申し訳ありませんでした。コメント励みになります！これからも良ければお付き合い下さい♪ (2018年4月28日 23時) (
レス) id: 9d7eeefcf0 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨の唐揚げ - これからも更新頑張ってください！(っ`･ω･´)っﾌﾚｰｯ!ﾌﾚｰｯ! (2018年4月26日 21時) (レス) id: 94093c6f76 (このIDを非表示/違反報告)
軟骨の唐揚げ - すっごく面白くていつも読ましてもらってます！ (2018年4月26日 21時) (レス) id: 94093c6f76 (このIDを非表示/違反報告)
YAGI(プロフ) - truthさん» ありがとうございます！移行の準備頑張ってますんで、もう暫くお待ちください♪ (2018年4月17日 15時) (レス) id: 9d7eeefcf0 (このIDを非表示/違反報告)
truth(プロフ) - この話、本当に好きです！これからも頑張ってください！ (2018年4月16日 20時) (レス) id: 5b1ed8359e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YAGI | 作成日時：2017年12月29日 3時
