僕と興味 ページ5
キララ視点。
二人の少年が拳を構えたその時、また少年が飛び出してきた。
「ちょっと待ったぁぁ!!」
「キングVS奴 隷」
「タイマン買ってくれよ」
へー、来てよかったかも
なんて思ってると、
なんと無敵のマイキーが来た。あと、辮髪のドラゴン…ドラケン。
あ、少年気に入られてる。
うわー、きよたか痛そう…
あれ
コイツなんか知ってる
あ、そうだ。コイツおれの隊員いじめやがったやつだ。
おれが一等かわいがってた弐番隊の隊員をボコって金巻き上げたやつ。
取り巻き共で抑えて顔凄い腫らさせたやつ。
それに、コイツ昨日の一昨日おれに絡んできたやつのボスじゃん
これって、後始末つけてもらうしかないよね?
それに、隊員傷つけられたからには黙ってられないし。
『ねぇ、コイツ貸して?』
「ん?」
「キヨマサか?何すんだ?」
キヨマサか。へー
『コイツ、ちょっとうちの隊員いじめやがってさ。落とし前くらいつけてもらおうかなって。』
「あー…ボコるのはやめてほしいな。一応こんなんでもうちのだし、お前と戦いたくはない。」
『おっけーわかった』
『ねーねーきよまさ』
「…?」
『お前うちの隊員いじめやがったよね?』
『ほら、下から青、黒の特攻服来た黒髪の子』
『あの子おれのかわいがってた子でさ、おれも隊長や副総長達もかんかんなんだよね。』
『落とし前どうつける?』
『おれがどうにかしたほうがいいかな。このままだとお前みんなからボコられて病院行きだよ。』
『ね、無敵のマイキー?にドラケン?君』
『やっぱ一発だけいい?』
「んー…いいよ」
『やった』
『今からお前を一発だけ殴るから、歯ァ食いしばってなんとか耐えてね。』
『いくよー』
『えい』
あ、やべ。肉抉れた?
『やっべ、肉抉れた?』
「威力やば…」
『ごめんね、そこまでするつもりはなかったんだけど。』
『案外おれ怒ってたみたい。無意識に力入ってた。』
『他のみんなにも言っておくけど、』
『下から青、黒のグラデの特攻服着た子達には手出さないほうがいいよ。』
『触らぬ神に祟り無し……って、言うじゃない?』
『もし怪我でもさせたら、おれも副総長も隊長も、チームのみんながやりにいっちゃうから』
『これでいいか。ごめんね、無敵のマイキー』
『邪魔しちゃったね。おれこの後用事あるから帰るけど気をつけてね。』
「おー。じゃーな!」
『うん。ばいばぁい』
おもしろいなぁ
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作者名:綺羅 | 作成日時:2022年6月3日 21時