7話 ページ8
キララ視点
『何時付けられたのかなんて一切覚えて無いけどね』
エ「本当なんだ……」
『そ。量産農園から産まれてきた12歳の美少年で〜す。』
エ「ねぇ……」
エ「……キララは何者なの?」
『何者……って?』
エ「どうして逃げれたの?どうしてそんなに頭が良いの?」
『ん、』
『あー……分かんねぇ』
『俺……いや、なんでもない。』
俺……
見たものの情報が入ってくるんだ。
例えばこの地面。
何日前に誰が通った、とか。
この草は食べれる、とか名前はこれ、とか。
エマ達に会うまで、疑問を持った事なんて無かった。
『きっと神様に愛されてんだよ。知らないけど。』
ギ「キララはなんで私達の事を知ってたの?」
『……え?』
ギ「名前を教えても、1回で覚えてたし、後ろ姿だけで誰か分かってたようだし……それに、私達初めエマの名前教えて無いわよね?」
『……』
『瞬間記憶能力』
誰にも言う予定は無かった。
勿論、
ド「瞬間記憶……能力?」
『簡単に言えば一度見たら忘れない……カメラアイとも言うかな。』
『その光景をカメラの様に画像で記憶する。』
『……あとね、俺レイが追っかけられてるとこから見てたよ』
レ「は!?」
『高級農園の鬼共が何かを追いかけてるんだもん。気になって見に行ったんだ。』
『ソンジュが助ける所も、隠れ家に入る所もずっと見ていた。』
『会話はギルダが"エマに言いたくてうずうずしてた…"の所からずっと聞いてたしいたよ。気配消してたから気付かなかったんだろうね』
その場の皆に緊張が走る。
コイツは"ヤバい"…と。
未知数の恐怖と情報量。戦いになれば絶対に勝てないであろう相手。
これまで仲良くしてきたが、この男の恐ろしさを垣間見た。
『いや、怯えないでよ……』
『悪い人じゃないよ〜』
『俺、一応
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綺羅(プロフ) - ルミナスさん» ありがとうございます。少しずつモチベが上がって来てるので頑張ります! (2023年1月24日 3時) (レス) id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
ルミナス - 続き楽しみ!!!!!!!!!!!!! (2023年1月21日 12時) (レス) @page9 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - サラさん» ありがとうございます!今別のと同時進行なので、ちょっとずつちょっとずつやっていきます! (2022年8月23日 12時) (レス) id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみ!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年8月23日 6時) (レス) @page8 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 零さん» はい!頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2022年7月2日 23時) (レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺羅 x他1人 | 作成日時:2021年12月12日 12時