２話 ページ3
キララ視点
ここはさっきの建物の外の様だ。檻に囲まれているな。
僕は檻を＿＿＿
蹴り破った。
そして鉄、柵、檻、色々な部品を盗み取った。
そろそろ化け物共も気づいた頃だろうな。
「待て！！」
早速化け物が追っかけてきやがった。
森へ逃げた。
途中デカい溝があったが、思い切り走って飛び越えた。
よっし、逃げ切れたか。
にしても、すごく暗いな。森の中ってこんなモンか？
周りをくるりと見渡すと、色んな情報が入ってくる。
『い"っ…てぇ……』
なんだ、これ？
ま、とりあえず食料だな。まずは水が欲しい…
ん？
なんだこの…？
イソギンチャクの様な？
一つ摘み取って手に取るとチャプ、と音がする。
『もしかして…』
僕は銃を取り出した。手作りだ。
これはボタン押すと短刀も出てくんだ。僕が秀才なお陰だな。
スパッと切ると、中から何かがこぼれ落ちる。
手に溜めて飲んでみると、これは水の様だった。
いいな…これ。持ち運びしやすい。
食料は…キノコとか虫でいいか。蜂の子食いてぇ…
そうやって時が経ち、
一人称は変わり俺になり、野性に慣れてきて、11歳から12歳になった。まぁ、逃げ出した日から数えてだから正確には知らねぇけどな。
あ、そういや木刀も作ったぜ。
鉄とかの剣を使うと鬼が四肢滅裂して辺り一面に吹っ飛ぶから後片付け大変なんだよな。
だから木刀で十分。
だって俺、秀才だし？(笑)
そんで今日。不思議な事があった。
高級農園のとこの知能が高い鬼共が数十匹くらい通り過ぎてったんだよ。
あ、高級農園っていうのは四つ程しかないんだ。
位の高い鬼しか食べらんねぇ人間を育ててる所の事な。
え？鬼にバレなかったのかって？
嗚呼…俺生まれつき身体能力高いんだよね。だから五感も鋭い。
それが鬼にも
話戻すが、高級農園の奴らは中々外へ出ねぇんだよ。野良の鬼達が嫌いで、中の人間を逃すスキを作るのが嫌いだからな。
まぁ、だからといって俺には関係無いし、何かするわけでもねぇけど。
ん？
あれは…
確か、ソンジュ…とか言ったか？
宗教上の関係で人を喰わない鬼…だったな。
アイツ等は隠れて生活していたはず…こんな派手に動いていいのか？
気になるな。
見に行くワ。
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綺羅(プロフ) - ルミナスさん» ありがとうございます。少しずつモチベが上がって来てるので頑張ります！ (2023年1月24日 3時) (
レス) id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
ルミナス - 続き楽しみ！！！！！！！！！！！！！ (2023年1月21日 12時) (レス) @page9 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - サラさん» ありがとうございます！今別のと同時進行なので、ちょっとずつちょっとずつやっていきます！ (2022年8月23日 12時) (レス) id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみ！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年8月23日 6時) (レス) @page8 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 零さん» はい！頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2022年7月2日 23時) (レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 x他1人 | 作成日時：2021年12月12日 12時
