5話 ページ6
キララ視点。
『ニイチャン、蘭ニイチャン！』
『そろそろ起きてくれよ。今日雄英へ行く日だぜ？』
蘭「あ？…もうちょっとだけ寝ようぜ。」
蘭ニイチャンはオレをベットへ引きずり込んだ。
『もー。蘭ニイチャン！今日くらい起きてよ。竜胆ニイチャーン！！』
竜胆「うわ…兄ちゃん、起きろよ。キララだって準備もあるし暇じゃねぇんだよ」
蘭「……ん」
蘭ニイチャンは、眉間にシワを寄せて、眠そうな、そして機嫌の悪そうな言葉を出した。
竜胆「兄ちゃん、メシ作ってっから食ったら置いといた服に着換えといてよ。オレ等先に行くからね」
『蘭ニイチャン、また後でね。』
先に準備を終わらせていたオレは竜胆ニイチャンと一緒に雄英へ向かった。
竜胆「おい、もっとしっかり腕回せよ。」
『えー、でも竜胆ニイチャンのバイク久々だし景色もっと見たいよ』
竜胆「あぶねぇだろ？」
『わかった…』
なんて会話をしていると、雄英へついた。
雄英へ入るために認証するヤツをかざして、後ろへ手を伸ばす。
『っへへ、入るよ竜胆ニイチャン』
竜胆「…ふ、おう。」
竜胆ニイチャンは、オレの手に自分の手を重ねて、恋人繋ぎをしてくれた。
いつもは蘭ニイチャンと3人でしてる。
なんだか少し、特別な感じがした。
『職員室、ここか。』
教室がどこかわからないので、以前校長室へ行く途中にあった職員室へと向かった。
『入んぞー！』
前と同じように、ノックはせずに中へ入った。
『相澤消太か、ネズちゃんいるか？』
「2人共いねぇけど、どうしたんだ？」
なんか髪型が凄いやつに話しかけられる
『教室、場所わかんねぇから案内してよ』
竜胆「ヒーロー科ね」
「OK！1-Aでいいんだな？」
竜胆「おう」
教室へ向かっている最中は少し話をしたよ。
「俺はプレゼント・マイク！お前ら保護されてる奴らだろ？」
『うん。そーだヨ』
「もしかして、お前らって付き合ってんの！？」
『え、なんで？』
「え、恋人繋ぎしてるから…」
『オレ等だといつも通りだよ。もうひとりの兄貴と3人でやってるんだけど今日はまだ寝てたから。』
「2人保護されるのは知ってたけど、兄妹とは知らなかったぜ！」
『そー。でもオレ等よく似てるっしょ。一番上の兄貴は美人系な顔してて、この兄貴はキリッとしてるよな。カッコいい。で、オレは一番上の兄貴似。』
「なるほど…その兄貴、見てみたいな！」
プレゼント・マイクとは少し仲良くなった気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
