4話 ページ5
キララ視点。
ここが校長室なぁ…
ノックはせず、入んぞー、と言って中へ入った。
中にはちいせぇネズミ？となんか首元に布を巻いた男がいた。
『なぁネズミさん、アンタ校長？それともそこの長髪のヤツ？』
「いや、校長はボクだよ！ボクは根津校長さ！よろしくね。」
『ふーん…根津、ね』
「それより、その男の子達はご兄妹かい？」
『うん。そうだよ。オレがキララ。』
蘭「来ちゃダメだとは言われてねぇしいいだろ？オレが蘭な。」
竜胆「オレが竜胆。まぁ、ダメだと言われてても行くつもりだったけど」
『アハ、兄貴達流石〜』
『んでさぁ、オレ呼び出したの何で？ネズミさん。くだらねぇ用なら許さねぇよ』
蘭「まぁ、どーせキララの個性のことだろ？」
『やっぱり？だろうな』
「そのとおりさ！キララさんの個性はヴィランに狙われる可能性が高いから、雄英高校で転入生として保護させてほしいと思っているんだけど、どうかな？」
竜胆「無理じゃねぇ？」
『うん。無理。元々オレだけ呼び出したってことは兄貴達は関係ないってことだろ？』
『言っとくけど、オレ等は3人で1つ。オレ等以外なんて興味ないし2人に何もなければ保護とか知らねぇ』
『オレは嫌だね』
「…兄妹がいればいいのか？」
『そもそも、オレ等が離れることがありえないんだよね。』
「じゃあ、どうしたら雄英高校へ保護されることを承認する？」
『えー？そうだな』
『いーち。オレ等は3人で1つ。いついかなる時も離れはしない』
蘭「にー。オレ等の邪魔はしない」
竜胆「さーん。オレ等はヒーロー科に行くらしいけど、ヒーローにはならない」
『大前提としてこの3つが条件だな』
「それだけでいいなら、ボクは約束するよ。君達の邪魔はしないし、離れさせる事もしない。それに、ヒーローにならせない様にしよう。」
『ネズちゃん話分かんじゃん(笑)じゃ、交渉成立っつーわけで、ヨロシク』
蘭「あ、ねぇネズちゃん、オレ等制服着なくていい？」
「うーん…そうだね！私服でいいよ」
「ヒーローになりたくなったらいつでも言ってくれ。」
竜胆「多分ねぇけど、分かった」
『じゃあねぇ、ネズちゃん』
『ネズちゃんさぁ、どうしてもオレを保護したいのかな』
竜胆「ヴィランになるとマズイから、保護と言う名の監視だろ」
『やっぱりな』
蘭「………」
『蘭ニイチャン？どしたの？』
蘭「んーん。何でもねぇよ。」
蘭「それより、早く帰ろうぜ」
『そうだね。』
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綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
