3話 ページ4
キララ視点。
小さい頃は皆金髪で、蘭ニイチャンはみつあみ、竜胆ニイチャンはお団子、オレは後ろで肩につくかつかないかくらいでみつあみをしていた。
でも、大きくなるにつれ、蘭ニイチャンと竜胆ニイチャンは交互に髪を染め、オレも2人と同じように交互に染めた。
すっかり六本木にオレ等の名前が知れ渡る様になってからは、また蘭ニイチャンはみつあみの黒金しましま、竜胆ニイチャンは金と水色っぽい色を交互に染めていた。
オレは耳上と顎上の白と金の前下がりの髪に、後ろ髪は蘭ニイチャンのように色を変えて太腿くらいの長さのみつあみをした。
前世も同じ髪型で、ニイチャン達とは「変わんねぇな、」なんて言って笑いあった。
それで、前世と大きく違ったのは、ヒーローという存在。
超人社会にオールマイト、ヒーローに個性。
明らかに違った。
『なぁニイチャン、ヒーロー、どうする？』
蘭「あー…前世みてぇに反社もありかもしれねぇけどボス達にも会えてねぇし、ヴィラン共と一緒にされんのは勘弁だワ。」
『ま、だろうな。』
『あ、そういやニイチャン、オレに雄英高校へ来てくれって話があるゼ』
竜胆「は？マジ？オレ等ヒーローなんかになるつもりねぇんだけどな」
『マジマジ。この前どこで知ったのか知らないけど手紙？みたいなん来てたし』
蘭「それ、見せろよ」
『エー、メンドクサ』
ま、持ってこないと不機嫌になるから持ってくるけど。
『ニイチャン！コレだよ。ここのボタンみたいの押してよ。』
ニイチャンがボタンを押すと、今年のヒーロー科の担任だという男が映像で浮かび上がる。
「俺は今年の1-Aの担任、相澤消太だ。灰谷キララには雄英高校に来てもらいたいと思っている。それについての話があるから○日に雄英高校の校長室へ来てもらいたい。」
それだけを伝えて、手紙？は終わった。
『どうする？ニイチャン』
蘭「ンー…オレ等も来ちゃダメとは言われてないし、3人で行こうぜ」
竜胆「マジ？別にいいけどさ」
『イイネ、それ。3人で行こ。』
なんて言ってやろうか、なんて話し合って、オレ等は意地悪く笑った。
『ここが雄英なぁ…』
蘭「ふーん…なんか思ったよりちっせーな。」
竜胆「兄ちゃん、オレ等と比べちゃ仕方ないよ(笑)」
『ニイチャン達、オレの後ろ歩いてね』
ニイチャン達は、はいはーいと返事をして歩きだした。
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綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
