13話 ページ14
キララ視点。
始めの合図があった。
『よっ、』
やっぱり轟は全てを凍らせた。
アイツの弱点ってなんだ？普通なら強い個性ほど強いキャパはあると思うんだが。
尾白達との戦いは見ていないようで見ていた。
観察していたが特にキャパなどは見られなかった。長期戦に持ち込むのは愚策か？
まぁいいか
まず、オレは核を………＿＿＿＿＿＿
放置することにした。
こっちから襲いに行くほうが楽だし、もし核に誰かが近づくと、オレが先に付く距離ギリギリまでわかる。
もし危なくなったら、戻ればいい。
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「えっ、灰谷さん何で核を放置してるの！？」
「1人なんだし、核は常に気にしていないといけないのに、」
「私分かりませんわ、灰谷さんの考えてる事が…」
蘭「……んー、キララはあんまり考えてないと思うよ？」
「え、灰谷兄さん、それどういうことですの？」
竜胆「アイツ多分、オレから襲いに行ったほうが楽だ、とか核に触れられそうになったら分かるから戻ればいい、とか考えてんだろ」
「分かる…？」
竜胆「アイツ、武術に長けてんの。なんつーか、気配を読み取れんだよ。」
「なるほど…核に近づいた者の気配がわかるということですね！」
竜胆「そーいうこと」
蘭「アイツ、遊んでんなぁ」
竜胆「確かに。楽しそう」
「遊んでる？とは…」
蘭「アイツ、戦い楽しんでんだよ」
蘭「本人が元々戦闘狂だから、戦い大好きになったんだよな」
竜胆「まぁ、オレ等が育てたせいか、冷酷なとこも相まって恐れられてっけどな。オレ等にとってはカワイー妹なのに。」
蘭「お前等うるせー。黙って見てろよ」
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『とーどーろーきー』
『しょーうーじーー？』
『全くいねぇじゃん。障子がそういうの分かるんだっけ？気配もないし。メンドクセー』
いっそのこと全力で隠れてみる？
やってみるか
『……』
あ、気配見つけた
『こんにちは、障子君？』
障子は驚いて振り向き、すぐに轟へ知らせようとした。
だか、それをオレが許すはずもなく。
すぐに動きを封じ、核がある部屋へ持っていき轟が来るのを待った。
「…障子！？」
あー、相方やられてんの知らなかった？
『遅かったねぇ』
『じゃ、一発オレとやろうか。』
もちろん、オレは個性ナシの真剣勝負な。
『タイマン張るなんて久々だぜ(笑)』
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綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
