12話 ページ13
キララ視点。
『お前じゃオレに勝てねーよ(笑)』
「アァ！？誰がボンバー頭じゃ！！！それと舐め腐った事言ってんじゃねぇ！？」
『あーはい煩い煩い。オレ煩いのキライだから黙ってろよ』
「…！」
ボンバー頭は凄いでっかい舌打ちをし、席へ戻って行った。
『兄貴、言っとくけど、オレ等3人は最強だからな』
そう、2人だけに聞こえるよう言った。
2人はこちらを一瞥しただけで、返事を返す事はなかった。
戦闘訓練が始まった。
なんか知んねぇけど、緑色のモサモサしたやつとあのボンバー頭はライバル関係らしくて、ボンバー頭スゲェ顔してたな。
アイツの何がそんなに気に入らないんだろ。
まぁオレ、惨めな奴はキライじゃねぇ。
一度堕ちた人間は上がる事は無理に等しい。
けど、アイツは
オレだって、そういうやつを一目置いたりするぞ？
惨めな奴が這い上がって、No.1ヒーローになるなんて幻想に、
少しくらい、付き合ってやってもいいけどな。
『せいぜい
え、オレがアイツの何を知ってるのか、って？
さぁ。全部知ってるかもだし、全然知らないかもよ？
まぁ結局、オレがニイチャン達優先なのは変わんねぇけど。
考えてるウチにオレの番だ。オレは1人…3人？余ったから、体力余ってる轟んトコとやるらしい。
他に誰か付ける予定だったらしいけど、オレが拒否した。
オレの強さを見せつける為に。
兄貴達に、もっと認めてもらう為に。
「ヴィランとヒーロー、どっちがいい？」
オレは悪か否か。
そんなん勿論、
『
『兄貴、行ってくる。』
蘭「手加減すんなよ〜」
竜胆「やるならとことんやってこい」
当たり前。
『轟ィ！！』
「…？なんだ、」
『フッ(笑)お前の弱さを見せつけてやる』
そう、誰かが言うように、
個性なんてものは、大きな力の前では無力なんだよ。
兄貴達から守られねぇように、
オレが強くなるために。
見ててくれよ、兄貴。
「上等だ。俺も本気でいくぞ。」
本気で来てもらわねぇと困るよ。
オレは本気の1割も出さねぇけど。
舐め腐ってる？当たり前
経験の差が違う
いくら死にかけてきた？
いくら死線を乗り越えてきた？
見た目はただの高校生でも、人生2週目。反社だ。
『殺さない程度に痛めつける…』
やっぱり根っからの
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綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
