大学構内での話 �� ページ5
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彼女たちはおそらく法学部の子だろう。
グクに勉強を教えてもらうってことは。
ま、顔は良いし頭良いから、
そりゃ教えて欲しいよね〜
ズズズッ
飲みかけの紙パックの
オレンジジュースを飲みながら
眺めていると、顔顰めてるグク。
わ、すごい嫌そうな顔。
JK「無理。他のやつに教えてもらえよ」
女「でもっ…お礼しますからっ」
可愛い。
絶対グクのこと好きじゃんこの子。
でも彼はやめといた方がいいと思うよ。
JK「お前にお礼されても
何も嬉しく無い。何様？
あ、じゃあAが欲しいって言ってたバー○リーのワンピース買ってよ」
ブフッ
やばっ、急に私の名前も出すから
びっくりしてオレンジジュース出そうなった(ちょっと出かけてる)
『ちょっと！私そんなの欲しいって…』
女「それじゃあジョングク先輩のお礼にならないじゃないですか！」
…言ってないじゃない。
バーバ○ーのワンピース欲しいって言ったことないよ、ジョングクに。私。
なんで知ってんの、こわ。
ていうか女の子
鋼のメンタルすぎてすごい。
そろそろジョングク爆発しそうだな〜
案の定、
バンッっ！！！
と机を叩いて拳を握るグク。
びっくりして固まる女性陣(私含め)
JK「…おい、
ほんとにうぜえから、し ね」
3人組「「「…っ！！！！」」」
『(ガクブルガクブル…)』
思いっきり席をたったグクは、
私のカバンを持って食堂を出ていった。
さすがの女の子たちも
お手上げ状態で、
震えながらどっか行ったよ…。
『グクや、せめてカバンと
私も連れてって欲しかったな』
次授業いっしょなのに。
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作者名：ろぜ
| 作成日時：2020年8月26日 21時
