この中で唯一のマトモ人間は私だと思うのですが異論は認めません。【JK.TH.JM】 (ページ4)

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大学構内での話 ③ ページ4

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お昼休みもあとわずか。
帰りたいなーってグクと相変わらず
食堂でダラダラしてると、
女の子3人組が近づいてくるのが見える。

…お、これはもしや。
グクに用事かな？

女「あの、ジョングク先輩」

ほーらやっぱり！
私なんか視界にありませんよーってくらいグクを凝視している女の子。

JK「…」

なのにジョングクは、
女の子に見向きもせずに私のことをガン見。

女「あの…」

まるで無視を決め込んでる彼に、
あたふたしてる女の子。
あ、やっとこっち向いた。
助けてほしそうな顔してる3人組。

『グク、呼んでるよ？』

指さすのも失礼だから、
手で視線を促す私。
困ったなあ、気まづいったらありゃしない。

ジョングクは私の声に、
ようやく女の子の方を向いた。

…めっちゃ睨んでるというオプション付きで。

JK「なに」

女「あの、ここのプリントの意味が分からなくて、教えて欲しくて…」

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